Dec 28, 2007
無人の航空機があるのですから無人の巡視艇が無いわけがありませんよね。この写真はイギリスのBAEシステムズが開発した無人無線操縦巡視艇です。現在アメリカ海軍と沿岸警備隊が導入を検討しています。
無人偵察機などと同じように遠隔操作方式を用いることにより自由に航行することが可能となっており、不審船などを見つけた場合は搭載している機関砲を発砲することで、相手に対して警告を与えたり、攻撃を加えることも可能となっています。
操縦は写真のように地上や艦船で行います。数年前、海上保安庁の巡視船が北朝鮮の工作船と銃撃戦になったのは、まだ記憶に新しいですよね。あの時はとても危険でした。この無線巡視艇があれば、人的被害を出さずに済みます。海上保安庁も導入を考えているかもしれませんね。
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Dec 27, 2007
ロシア連邦宇宙局は25日、カザフスタンにあるバイコヌール宇宙基地からプロトン・ロケットを使って3機のロシア版GSP衛星「GLONASS」の打ち上げに成功したことを発表しました。この打ち上げにより軌道上で運用可能となるGPS衛星の総数は18機となり、ロシア全土をカバーするGPS衛星網が完備したこととなります。
地球全域をカバーするGPS網を作るためには合計24機のGPS衛星が必要となりますが、ロシア連邦宇宙局では2010年中にも24機体制にすることは可能だとしています。
受信機。ロシアらしい作りですね。
世界中で利用されているGPSはアメリカ国防総省が打ち上げた軍事用のGPS衛星に依存しています。そのため、ロシア、欧州、中国では戦略的な見地から米国依存度を低減させるために独自のGPS衛星の運用計画を進めいます。
さて日本は。いろいろ計画はあるようですが、結局はアメリカのGPSに頼ることになるのではないかと思います。無料で使わせてもらっているので怖い気もしますが、アメリカも急に電波を止めるなど極端なことはしないでしょう。これだけ普及してしまうと、他には移れないという面もあると思います。
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Dec 25, 2007
飛行停止中の米空軍のF-15戦闘機ですが、機体に構造上の問題が発生していないか検査が続けられているのですが、その検査が最大半年前後まで長期化する見通しであることが米空軍より発表されました。
米空軍では今のところ、検査には長時間の日数を要することとなるが、検査が終われば、F-15の再運用は可能と見ている模様です。一安心といったところでしょうか。
ところでこの問題、航空自衛隊のF-15についての発表を聞かないのですがどうなっているのでしょう。日本のF-15もまったく同じ戦闘機なんですが。飛行停止して検査しているという報道を目にしていません。
一つ考えられるのが、米空軍のF-15は平均年数が25年たっているそうです。遅れて採用した日本のF-15は、それより新しいということです。ですので、日本の場合は、今すぐの問題ではないのかもしれません。でも、住宅街の上空で空中分解したら怖いですね。
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Dec 24, 2007
防衛機器大手ユーロファイタは、ノルウェー、デンマーク両政府との戦闘機受注交渉を延期すると発表しました。両政府が、アメリカのロッキード・マーチンに便宜を図ったことが理由だと報じられています。
ノルウェーとデンマークは現有のF-16戦闘機の後継として、ユーロファイターのタイフーン、ロッキード・マーチンのF-35、スウェーデンのグリペンのいずれかを選定することにしています。両国とも48機を調達する予定で、金額は数十億ドル(約数千億円)に上る見通しです。
タイフーンは仏・独・スペインの欧州航空防衛宇宙会社、英BAEシステムズ、伊アレニア・フィンメカニカの欧州防衛機器大手が共同開発しました。
ユーロファイター・タイフーン
やはりアメリカの圧力は凄いですね。ヨーロッパの国でさえアメリカの戦闘機を買わせるんですから。日本もかつてF-2を国産開発しようとしたら、アメリカから圧力がかかり、結局F-16を元に共同開発ということになりました。
問題は日本の次期主力戦闘機です。F-22は禁輸。タイフーンはこのようにダメ。アメリカはF-35を買わせようとしているのでしょうか。それともF-22の禁輸を日本には解除するつもりなのでしょうか。先が見えなくなってきました。
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Dec 20, 2007
写真は既に報道されているミサイル防衛実験の模様です。ハワイ沖で行われたこの実験、海上自衛隊のイージス護衛艦「こんごう」からスタンダード・ミサイル3(SM-3)が発射された瞬間です。
実験は現地時間で17日午後0時5分にカウアイ島から標的の弾道ミサイルを発射。続いて午後0時8分イージス護衛艦「こんごう」からSM-3を発射。午後0時11分100kmの宇宙空間で撃墜しました。
分単位で行動しなければならないミサイル防衛。総理大臣の許可などもらっている暇がないことが分かります。
今回のように弾道ミサイルが飛んでくるのが分かっていて迎撃するのと、いつ飛んでくるのか分からない現実の場合とはかなり結果が違ってくると思います。それに敵国は数十発のミサイルを撃ってくるかもしれません。それを全部打ち落とすことが出来るのかというとかなり疑問です。
もちろんそのために、撃ちもらして大気圏に再突入してきた弾道ミサイルを、地上のペイトリオット・ミサイルPAC3で迎撃することになっています。まだ配備が始まったばかりのシステムですが、どこまで完璧か、分からないで済めば幸いですね。
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Dec 18, 2007
防衛省は、現行の中期防衛力整備計画(2005~09年度)で計画していた次期主力戦闘機(FX)の導入について、10年度からの中期防衛力整備計画(2010~14年度)に先送りする方針を固めたそうです。
最有力候補であるアメリカの最新鋭ステルス戦闘機「F-22Aラプター」の禁輸が解除されるメドが立たないためです。防衛省は、代わりに主力戦闘機F-15Jの改修を最優先させることにしたそうです。
F-4EJファントムII
FXは、老朽化したF-4EJ戦闘機の後継機で、現中期防衛力整備計画で7機を調達することになっています。防衛省は、アメリカや欧州の戦闘機のうち、高度のステルス性を持つF-22をFXの最有力候補としています。しかし、情報流出を懸念するアメリカ議会が事実上の禁輸措置をとっているため、同省は「中期防衛力整備計画期間内にFXの機種を選定し、調達するのは困難だ」と判断したようです。
F-22Aラプター
アメリカの印象はよくないでしょうね。イージス艦の機密漏洩事件や今の防衛装備品をめぐる防衛省の不祥事など、日本を信用できない状況にあります。防衛省には、日本には売ってくれるという思い違いがあったのだと思います。
おそらく100機は必要と思われるのですが、おそらくライセンス生産(国内生産)を望むでしょう。すると1機250億円とか言われています。そんな高価な戦闘機が本当に必要なんでしょうか。疑問に感じます。
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Dec 17, 2007
次期戦闘攻撃機F-35には3つ種類があります。空軍用のF-35A、海兵隊用のF-35B、海軍用のF-35Cです。この中で一番複雑な機構をもつ機体がF-35Bです。F-35Bは垂直離着陸で有名なハリアーの後継機です。なので他機よりとても複雑なのです。
下の図はF-35Bに搭載予定のロールスロイス「リフトシステム」の構造図です。前方にあるのがリフトファン。後方にあるのがジェットターボファンエンジンです。前方のリフトファンは後方のジェットエンジンと回転シャフトで連結されており、ジェットエンジンの軸の回転を利用してファンをまわして下向きの推力を得ます。
しかし、これだけでは平衡状態を維持できないため、下の写真のようにジェットエンジンの推力を90度下向きに曲げることによって、後方でも同等の推力を得るようになっています。なんだかすごいことになっていますね。
このほかにも小型ノズルが中央部分にあり、合計4ヵ所から推力を噴出し、それらの推力をコンピュータ制御して垂直離着陸を実現しようとしているそうです。さすがにこれだけ複雑だと、かなりのハイテク技術が必要で、技術的難易度は高いようです。20年以上前にできたハリアーってすごいですね。
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Dec 14, 2007
米空軍は12日、昨年末から実戦配備に向けた準備を続けてきた主力戦闘機、F-22ラプターの準備が完了し、FOC(Full Operational Capability)の状態に達したことを宣言しました。
FOCが宣言されたことを受けて、F-22は有事が発生した場合などには米国本土だけでなく、世界各地にも即時展開される能力の検証と運用体制が整ったこととなります。
F-22は1970年代から四半世紀以上に渡って米空軍の主力戦闘機の座を占めてきたF-15戦闘機の後継機種として1980年代に入ってから開発計画がスタートした機体。1997年に初飛行に成功した後、2006年12月には最初の機体が実戦配備されました。
今年に入ってからはハワイ経由で沖縄の嘉手納空軍基地まで飛行することによって長距離展開能力や、本格的な格闘戦を伴う実戦演習や、精密誘導爆弾の投下実験、アラスカでの寒冷地運用能力などの様々な運用能力が試され、FOCに向けた最終検証作業が進められてきました。
F-22も今後イラク、アフガン戦争へ投入されるかもしれません。ただ、高価なため、機数が少ないのが欠点です。F-15の欠陥問題もありますので今後増やすのか。すべては連邦議会がどういう判断を下すかにかかっています。
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Dec 13, 2007
アメリカは本気でレーザー兵器を考えているようです。ボーイングは「次期戦術レーザー計画」の元で開発を進めてきた高出力化学レーザーをC-130Hガンシップ機に実装を完了したことを発表しました。
ボーイングでは来年から、今回高出力レーザーを実装したC-130Hガンシップを使って飛行中の機体から地上の目標に向けてレーザーを発射する実験を行う予定です。国防総省は、目標の破壊能力を持つ高出力の化学レーザーを、空対地兵器として本格的に運用することを計画しています。
「次期戦術レーザー計画」で採用予定の高出力レーザーの場合、目標だけをピンポイントで無力化させることが可能という特徴があります。軍の説明によると、例えば、ガソリンを搭載したタンクローリーを停止させるために通常兵器を使用した場合、ガソリンに引火して、タンクローリーが爆発を起こす可能性が高いですが、高出力レーザーの場合は、狙ったエンジンの機能だけを無力化させるといった使用方法が可能で、通常兵器では避けられない副次的なダメージを軽減することができると述べています。
これはいい使い方の説明ですが、他にも軍にとって便利な点があるのでしょう。スタートレックの世界がだんだん現実化してくることに驚きを感じます。いつの日か銃の時代が終わりに来るのかもしれません。
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Dec 11, 2007
この写真は手前がF-15Eストライクイーグル、奥がF-22Aラプターで両方ともアラスカに配備されています。制空権をとるのなら世界一の戦闘機F-22Aと、敵地の奥まで侵攻し、爆撃をやらせたら世界一の戦闘爆撃機F-15E。最強コンビといえるでしょう。
これらの戦闘機が、なぜアラスカに配備されているかが問題です。ロシアとは今ではそれほど仲が悪いわけではありません。おそらく極東を視野に入れた配備だと思われます。空中給油を受ければ、飛んでこられる距離にあります。ハワイより近いのです。
グアムにはB-2A爆撃機が配備されています。極東を遠巻きに最新鋭機が配備されていることが分かります。もちろん嘉手納基地にはF-15Cが、三沢基地にはF-16Cが、韓国にもF-16Cが配備されています。こちらは前線部隊ですね。即応体制にある飛行隊です。
北朝鮮問題はなんとか落ち着きそうです。拉致問題を除いては。問題は台湾です。中国、台湾問題は注目していかなければならない問題です。事が起きれば、日本も巻き込まれるでようから。
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Dec 08, 2007
現在のようなミサイル万能の世の中になっても、やはり長距離戦略爆撃機というのは必要なようです。図はB-2爆撃機に代わる次世代長距離爆撃機の想像図です。アメリカがこのような長距離爆撃機を開発するのは、やはり中国の戦略的脅威の台頭が背景にあるようです。
空軍は現在、B-52、B-1、B-2の3種類の爆撃機を運用しています。B-52は半世紀も前の古い型、B-1はステルス性がない、最新型のB-2はステルスなのでレーダーには映りにくいのですが、足が遅いため昼間だと目視で撃墜される可能性があり、夜に運用しなければならないといったそれぞれの欠点があるようです。
そのため、空軍ではB-52並の核攻撃能力を持ち、B-1のように超音速で巡航可能で、B-2のようにステルス性能を持ち、さらに、最新の電子戦を装備を備えた、日中でも運用可能な機体の開発を行っているようです。
このようなステルス爆撃機を所有している国は、もはやアメリカだけになりました。爆撃機自体は高価なものですが、ミサイルを撃つより爆撃機で爆弾を落としたほうが安上がりでもあります。ただ要求性能が高いので、またたち切れになる可能性もありますね。
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Dec 07, 2007
電子機器とエンジンブレードに問題が見つかり、今年5月に行われた飛行試験を最後に改修作業が進められてきたロッキード・マーチンF-35ライトニングII 統合戦闘攻撃機が6日から飛行試験が再開されることとなりました。
F-35は空軍のF-16C、海軍のF/A-18C、海兵隊のハリアーの後継機で、その他、カナダ、ヨーロッパ各国が購入契約を結んでいるとうい失敗できない戦闘機でもあります。
電子機器とエンジンブレードの問題というと、現代戦闘機の心臓部が問題を起こしていたことになります。飛行試験を再開できてなによりです。
このF-35はアメリカだけで2400機、各国合わせると3000機以上作られる予定の西側の主力機です。空軍型、海軍型、海兵隊型があり、海兵隊型はハリアーのように垂直離着陸が可能となっています。
日本もこういうのに参加すると、安く戦闘機が手に入るのですが、国内の航空産業を守るため、ライセンス生産にこだわり、アメリカの2倍のお金を払って同じものを購入しているという現実があります。まさか部品購入に商社が介入しているとは思いませんでした。防衛費の使い方を見直すいいチャンスだと思うのですが・・・。
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Dec 06, 2007
F-22ラプターは8月29日に100機目を空軍に納品するというように順調に生産が進んでいます。しかし、F-22は183機しか予算が認められていません。F-15が688機ですから3割にも満たない数です。
F-15は4300万ドル(約47億円)に対しF-22は1億7000万ドル(187億円)と4倍近い開きがあり、アメリカといえども、とてもF-15と同規模の編隊を揃えることは出来ません。しかし、ここにきてF-22調達計画に大きな変更を余儀なくするかもしれない事件が勃発しました。
F-22A RAPTOR
ミズーリ州で起きたF-15C空中崩壊事故です。これがF-15の構造を支える従通に生じた金属疲労とわかり、この部分は交換などの修理では対応が困難となるため、検査しだいではF-15は退役をせまられる可能性も出てきました。最新型のF-15Eを除く442機に潜在的な可能性があるそうです。F-22を増やすか、ワシントンでは頭を悩ませているようです。
日本では話題になっていませんが、航空自衛隊の根幹を揺るがす事態です。防衛省はF-15を長期にわたり使うため大改造計画を立てました。来年の予算にまず32機分含まれています。そのF-15が問題を抱えているとしたら。アメリカ以上に深刻な問題です。
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Dec 04, 2007
この写真は11月18日に初飛行をした、航空自衛隊用のボーイングKC-767空中給油機の2号機です。航空自衛隊は2機のKC-767を発注しており、1機は2008年第1四半期中に納品される予定だそうです。
当初は、今年の3月をメドに納品される予定でしたが、米連邦航空局(FAA)の形式証明取得に必要な飛行テストを期日までに終わらせることが出来ず、納期が大幅に遅延しています。
KC-767は元々、米空軍の次世代空中給油機開発計画(KC-X)の元で開発が進められてきたものですが、費用が莫大なことと、ボーイングに発注する前提で計画が進められてきたことに対する疑問が議会から噴出し、白紙撤回された機体です。
KC-767は夜間の空中給油が可能な第五世代の空中給油ブームが搭載され、また、貨物なども搭載できる多目的戦術輸送機でもあります。最新鋭の空中給油機が日本に配備されるのもすごいですね。
F-4EJファントムを導入するときは、専守防衛から逸脱するとの指摘で、空中給油装置が取り外されたという時代がありました。その同じ国が、空中給油機を持つことになるなんて夢にも思いませんでした。どんどん時代が変わっていきますね。
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Dec 03, 2007
今、日本には中国の軍艦「シンセン」が寄港しています。いわゆる軍艦外交ってやつですね。昔からそうやって友好をアピールしてきました。ただ、防衛省が中国海軍将校にイージス艦を見学してもらおうとしたら米国から拒否されるという一コマもありました。日本はのんきですよね。最新鋭艦を見せようだなんて。機密漏洩事件もあったのに。
ところで11月の感謝祭のころ、ある事件がありました。空母キティ・ホーク戦闘群が香港に寄港することになっていたのですが、中国当局に突然拒否されたのです。約8000人の兵士が香港で感謝祭の休日を楽しむはずでした。
USS KITY HAWK
これが後日、外交問題となるのです。米国務省も国防総省も拒否の理由は不明と答えているといいます。米中間でいったい何があったのでしょう。こういうことが続くと、お互いに不信感を持ち始めます。
今は、米国側もこの問題の火消しに動いているようなので一安心ですが、やはり米中関係は、注意を持って見張っていなければならないようです。冷戦が起きないように。
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Dec 01, 2007
この写真、何をやっているかというと、題名の通りなんですが、寒冷地での耐久試験を行っているところです。
場所はアラスカ州のイールソン空軍基地。先月からここで試験をやっているそうです。写真でやっていることは、滑走路での移動、停止を繰り返し、ブレーキの作動状況を試験しているそうです。
アラスカで大丈夫なら、我が千歳基地でも使えますね。トヨタが北海道の士別市に巨大な面積の走行実験場を持っています。中は一切見えないようになっています。先進国は寒冷地が多いですからね。戦闘機も事情は同じですね。
ところで日本はF-22を購入するんでしょうか。アメリカ議会は認めるのでしょうか。250億円とも言われるバカ高い機体です。買おうとする国は日本くらいしかないでしょうね。防衛省前事務次官の問題から、それ以降の話が聞こえてきません。
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Nov 30, 2007
米空軍は28日、F-15戦闘機の飛行を再び停止したことを発表しました。該当機種は最新型のF-15E型以外の全機種で合計442機に上るそうです。
空軍では先月2日、ミズーリ州で飛行訓練中のF-15C型機が飛行中に空中崩壊する事故が発生したことを受けて翌3日から緊急性の高い任務を除いてF-15の飛行を停止する命令を出しましたが、その後の調査により事故を起こした機体の墜落原因は事故機固有のもので、他の同系機には影響はないとの判断を下し、11月19日からは飛行の再開を行う決定をしていました。
しかし、今回、改めて検査を行ったところ、機体の構造を維持するために張り巡らされている縦通材に金属疲労によって生じたと見られる亀裂を発見したとのことです。空軍では機体の縦通材に同様な亀裂がないかどうか、全ての機体の再検査を行う必要があると述べているそうです。
航空自衛隊の話は聞いていませんが、おそらく飛行再停止でしょう。米空軍が442機のところ、航空自衛隊は203機も持っているというのも凄いですね。また防空頭巾をかぶって歩かなければならなくなりました。皆さんも空には注意してくださいね。(^^)v
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Nov 29, 2007
中国海軍のミサイル駆逐艦「シンセン」が28日、東京の晴海ふ頭に寄港しました。防衛面における日中間の相互信頼醸成を目的としたもので、中国の艦艇が日本に入港するのは、第2次大戦後初めてだそうです。
晴美ふ頭では、自衛隊の楽隊がマーチを奏でるなか、在日中国人ら数百人が日中の国旗を手に、中国艦艇の入港を歓迎しました。一方、入港に抗議する右翼団体関係者数人が、ふ頭内に立ち入ろうとしましたが、警察官に制止されるという場面もあったそうです。
中国海軍兵ら340人が乗船する「シンセン」は東京湾に4日間停泊し、この間、軍高官らによる防衛省訪問や自衛隊基地の視察が企画されているそうです。中国軍艦の日本への寄港は1934年以来のことといいますから驚きですね。
戦争もありましたし、その後は冷戦の時代でした。でも日中平和条約が結ばれてからも日本には来たことがなかったんですね。表面上は友好ムードですが、お互いにけん制しあっている相手です。軍拡競争はやめて、平和にやっていけたらいいですね。
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Nov 24, 2007
米空軍は23日、墜落事故を受けて今月6日に発令したF-15戦闘機の飛行停止命令を解除しました。ただ、ミズーリ州で起きたF-15戦闘機の墜落事故の原因については「現在調査中」としています。
防衛省にも連絡が行き、既に飛行停止命令は解除されています。石破防衛大臣の話では、墜落したF-15戦闘機は、操縦席後部に何らかの異常があったというようなことを発言しています。その機体固有の不具合だった可能性が高いようです。
これでF-2に続いてF-15も飛べるようになりました。日本の空も安全ですね。最近は北朝鮮が脅してくるだけではなく、尖閣諸島のガス田をめぐって中国も脅してきます。韓国は竹島問題がありますし、ロシアは北方領土と、領土問題だらけの中で生活しています。特に中国は怖い存在です。中国はエネルギーが足りませんからね。東アジアはとても怖い状況です。
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Nov 21, 2007
東京都内で防衛省技術研究本部主催の「防衛技術シンポジウム」が行われ、兵器や先端技術が発表されました。それがすごいんです。ディスプレー付きヘルメット、カメラやパソコン、GPSアンテナ、無線LANなどが搭載されたハイテクの「先進個人装備システム」というのが登場しました。写真が装備した状態です。
技術研究本部は、戦闘地において隊員と指揮官の間の情報伝達を効率化するため、この装置の実用化を進めているそうです。ロボコップならぬロボ自衛官ですね。SFの世界がどんどん現実になってきます。私も1セット欲しいです。
ところで、情報の共有はいいのですが、そちらに気をとられて、敵に気づくのが遅れるなんてことは無いんでしょうかね。ちょっと違いますが、高速道路で100km/h(以上?)で走りながらカーナビの情報を見ようとすると冷や汗がでます。人間って2つのことには集中できませんよね。
その辺はもちろん考えられて作られているんでしょうが、自衛官もコンピュータ操作関係に強くないと体力だけでは勤まらない職業になりつつありますね。アメリカに次ぐハイテク軍隊といわれるだけのことはあります。
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Nov 20, 2007
10月31日に名古屋空港で起きたF-2の落下炎上事故ですが、フライトレコーダーの記録を解析したところ、機体が正常に追従していないことが分かりました。
配線の付け間違いだったことはお伝えしましたが、詳しく調査したところ、装置類は正常に機能していましたが、機体の姿勢変化を検知するピッチ・レート・ジャイロ(機首上下方向)とロール・レート・ジャイロ(横回転方向)の配線が逆に接続されていたことが判明したということです。
F-2B(炎上した機体と同型機)
F-15は操縦桿と操舵は線でつながっています。自動車のハンドルみたいなものです。しかしF-2はフライ・バイ・ワイヤーと呼ばれるのですが、電気信号で操舵が動く仕組みになっています。間には飛行制御コンピュータが介在しています。
このような最新鋭の機種のため、離陸時にパイロットが行った機首上下の操舵に伴う機体の動作を、飛行制御コンピュータが機体の上下変化として認識できなくなり、水平尾翼が異常な舵角で上下したために、落下炎上に至ったことが明らかになりました。
今後は、配線の接続が逆になった原因を中心に細部調査を進めていくそうです。今の最新鋭機は旅客機も含め飛行制御コンピュータが制御しています。配線一本間違えただけで大事故になりかねません。整備士もかなりの能力が要求されますね。
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Nov 19, 2007
下の写真はボーイング社が開発を行った出力1KWの半導体方式の指向性レーザービームを試験搭載した米軍の軍事車両「ハンヴィー」です。このSFにでてくるような軍事車両のレーザー発射試験が、アラバマ州にある米軍のレッドストーン兵器廠で実施され、遠隔地に設置された爆発物をレーザーの照射によって爆発処理させることに成功したそうです。
ただし、このレーザーの出力は1KWしかなく、熱量も200w/cm2と少ないため、米軍では今のところ、兵器としての利用方法ではなく、接近するには危険が伴う爆発物処理に利用する方向で開発を進めているそうです。
まだ兵器ではありませんし、戦車を破壊するだけのパワーを持つには時間がかかりそうですが、将来は小型化されて自動小銃ではなく、レーザービーム銃での戦いになるのかもしれません。まさにSFの世界です。米軍はいろんな兵器を考案するものですね。
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Nov 17, 2007
米空軍は、飛行禁止の命令を出していたF-15戦闘機に関して最新型のF-15E型の機種に関して偵察任務など、戦闘を伴わない任務などの飛行を再開する許可を出したそうです。
F-15には初期型のF-15A、その複座のB、改良型のF-15C、その複座のDがあり、これらは制空戦闘、対戦闘機戦闘を目的に作られた戦闘機です。航空自衛隊が使用しているF-15Jと複座のDJはF-15C、Dの日本仕様です。
F-15Eストライク・イーグルはこれとは別に、敵地奥深くまで侵攻し爆撃をするという能力が付け加えられたF-15の中でも最新型の戦闘機です。1988年に部隊配備が行われています。基本構造は同じですが、新しいので飛行許可が出たのでしょう。
F-15Eストライク・イーグル
航空自衛隊のF-15は、まだしばらく飛べないようです。F-2の方は三菱重工業の整備での配線ミスと分かったので、順次飛行再開になるようです。しかし、航空自衛隊の主力は、なんといっても203機あるF-15です。原因究明が待たれます。
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Nov 13, 2007
米国政府が26億ドル(約3000億円)を投じて導入を決定した軽多用途ヘリ「UH-72A Lakota」が安全上の問題を持っていることが導入試験を行った米陸軍の内部文書によって明らかとなりました。
実用配備に先駆けて今年の7月行われた試験飛行の結果、外気が27℃の状況で飛行を行った場合、コックピット内は38℃にまで上昇することが判明。40℃以上に達した場合には通信機器や航行制御システムなどが異常終了する恐れがあるとして「外気温度が高い場合に実用上、運用には問題がある」との結論に達した模様です。
UH-72Aは欧州のEADS社製UH-145をベースに開発を行った軽多用途ヘリ。UH-145は欧州では民生用ヘリとしては実績があることから、米国政府はUH-145をベースにした機体の導入を決定。国土安全保障省が救難用に合計322機配備する予定です。
米軍では、温度上昇防止のために機内にエアコンを設置することで問題を解決する意向のようでが、合計322機全てにエアコンを搭載した場合には追加費用の出費が余儀なくされることとにもなり、UH-72Aの選定過程に問題があったのではないか批判が出ているそうです。なんだかどこの国の役所も何やってんだかぁ~、って感じですね。
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Nov 10, 2007
アメリカ国防総省弾道ミサイル局がハワイで弾道ミサイル迎撃のための新実験を行いました。すでに何度か実験していますが、今回ははより現実のシナリオに近づけるために、迎撃を行うイージス艦の側には事前に正確な目標となるミサイルの発射時刻を連絡せずに、また、目標として2機の弾道ミサイルを同時に打ち上げて、イージス艦がミサイルを迎撃できるかが試されました。
ハワイから発射される弾道ミサイル
迎撃するのはハワイのカウワイ沖を航行中のミサイル巡洋艦レイク・エリエ。スタンダード・ミサイル-3(SM-3)を発射し、見事2つの弾道ミサイルを迎撃しました。
SM-3発射の瞬間
国防総省では次段階として多弾頭型のミサイルの迎撃が可能かどうか、実験を行いたいとしています。現実の戦争ではおとりを含む10機以上のミサイルを同時に認識して迎撃する必要が生じることもあり、ミサイル防衛構想に基づく新イージスシステムの完成にはまだ時間がかかりそうです。
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Nov 08, 2007
石破防衛大臣が、航空自衛隊に対しF-15J、F-15DJの飛行停止を命じたことは昨日お伝えしましたが、本国アメリカでも3日、すべてのF-15の飛行を原則禁止する命令が出ています。米空軍は約700機のF-15を保有しています。
ミズーリ州で起きた墜落事故ですが、飛行中に空中崩壊したそうです。機体そのものに何か欠陥があると判断したため、今回のような全面的な飛行停止処置がとられたようです。F-15の初飛行は1972年とのことなので、もう35年もたつんですね。
事故原因の解明は進んでいないようですが、事故機は生産から27年が経過した老朽機だったそうです。経年劣化のため空中崩壊を起こしたのでしょうか。F-15は米空軍にとっても、航空自衛隊にとっても主力機です。F-22ラプターは高価なため思うように配備が進んでいません。
嘉手納基地所属のF-15Cイーグル
日本はまだ次の戦闘機も決まっていませんし、F-15よりはるかに古いF-4EJファントムが飛んでいます。F-15にはまだまだ頑張ってもらわなければ困りますので、早急な原因究明と対策が出て欲しいものです。
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Nov 07, 2007
石破茂防衛大臣は6日の記者会見で、米国でF-15戦闘機の墜落事故があったことを受け、航空自衛隊のF-15戦闘機の飛行を見合わせていることを明らかにしました。
防衛大臣によると、米ミズーリ州で州空軍所属のF-15戦闘機1機が墜落したとの連絡が米軍から入り、4日に飛行停止を命じたといいます。墜落の原因はまだ分かっていません。
前週には名古屋空港でF-2支援戦闘機が離陸する際に墜落、炎上する事故が起き、F-2支援戦闘機の飛行も停止されています。
F-15J
F-2A
今、航空自衛隊は開店休業状態ですね。旧式のF-4EJ戦闘機だけ飛べるようです。もちろんスクランブル機は例外として、F-15、F-2共に各基地でスタンバイしているでしょうが。もしそれらも飛行停止状態なら、今、日本の空はがら空き状態です。某国から空爆を受けるかもしれません。皆さん注意しましょうね。♪~( ̄ε ̄;)
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Nov 03, 2007
米海軍と米沿岸警備隊が海上での治安維持の目的で機関銃で武装した無人ロボット船の導入を検討しているとのことです。導入を検討しているのは英BAE Systemsが開発を行っている無人ロボット船「Protector」。 Protectorは全長9メートルの無人船で、操縦は最大16キロ離れた場所から遠隔で行うことができるそうです。
Protectorは本来、港湾警備用などの目的で開発が行われたものですが、開発を行ったBAE Systemsでは口径7.62mmの軽機関銃を搭載した試作機を対海賊船警戒用に急きょ製造し、米国政府に対して積極的に売り込みを行っているそうです。
空も海も無人だれけになりそうですね。無人といっても人工知能で飛んだり走ったりするわけではなく、人間が遠隔操作するわけです。怖いなと思うのは誤射ですね。この無人ロボット船Protectorの場合でも、遠隔操作なので普通の船を誤認して攻撃したり、海賊船でも降伏しているのに、それに気付かず攻撃することがありそうです。科学技術の発達は恐ろしいものを生み出します。
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Nov 02, 2007
上の写真は米海軍駆逐艦「ポーター」(下の写真)の25mm砲による砲撃で撃沈する海賊船の模様を撮影したものです。先月28日、ソマリア沖で海賊船掃討作戦が実施された際に撮影されました。
この写真で煙を上げながら沈没した海賊船は同日、パナマ船籍で日本の海運会社が管理するケミカルタンカーの乗っ取りを試み、同船からの救難信号を受けて、米海軍による追跡を受けていました。
国際商業会議所国際海事局によると海賊船による商業船舶に対する攻撃は近年、年10%超の高い伸び率で増加傾向にあるとしており、公海上の治安維持は東アジア各国によって緊急課題となりつつあるようです。
やはり日本のシーレーン、特にインド洋、ペルシャ湾は米海軍に守ってもらうしかないようですね。本来なら海上自衛隊も警備すべきなのですが、攻撃するとなると相手が撃って来ない限り、憲法上いろいろ問題が出てきます。自国の管理する船を守れないというのはちょっと情けないですね。
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Nov 01, 2007
大きく報道されているので、皆さんご存知だと思いますが、31日午前9時過ぎ、名古屋空港で、航空自衛隊のF-2B支援戦闘機が離陸に失敗し、滑走路脇で炎上しました。F-2Bには三菱重工業社員のパイロット2人が搭乗していましたが脱出して助かりました。負傷しているようです。
このF-2Bは2004年2月、第4航空団(宮城県東松島市)に納入され、訓練機として使用されていたとのことです。今年5月から、名古屋空港に隣接する三菱重工業小牧南工場で定期修理を受けており、11月に航空自衛隊に納入される予定だったようです。
原因はまだ分かりませんが、どうもパイロットのミスではなく、機体のトラブルのような感じがします。ところで、このF-2Bは約120億円もする機体です。それが完全に燃えてしまいました。こうなると三菱重工業が補償することになるのでしょうか。120億円もの利益が吹っ飛ぶとなると会社は痛いですよね。保険に入っているかもしれません。もしかすると防衛省が「1機損失」で終わらせる可能性もあります。税金で作られている戦闘機ですので、そちらが気になりました。
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Oct 31, 2007
写真は最近、ネット上に流出した中国海軍の最新鋭の晋型原子力潜水艦を至近距離から撮影した最新画像です。中国の晋型原子力潜水艦をここまで至近距離から撮影した写真が西側で公開されたのいうのは初めてということもあり、西側の情報当局者の間では注目を集めているそうです。
写真に見える丸いハッチは潜水艦発射弾道ミサイルの開閉口部分。これまで晋型原子力潜水艦は16機の発射筒を備えているものと考えられていましたが、この写真により発射筒の数は12機であることが確認できました。
この晋型原子力潜水艦、実戦配備後は米国本土に対する核攻撃を想定して日米の艦船が接近できないオホーツク海に投入される見通しです。実際に実戦配備された場合には米中間の戦略バランスにも大きな影響を及ぼすこととなるだけに、今後の動向が注目されます。
米露の潜水艦から見ると、ミサイル発射口の部分がずいぶんと歪なのが特徴です。潜水艦自体が小さいのかもしれません。ロシアの庭であるオホーツク海で行動されたのでは、日米共に手が出せません。また冷戦に一歩近づきつつあるようです。
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Oct 24, 2007
ブッシュ大統領は22日、2008年度のイラク、アフガニスタンでの戦費として、当初の概算から423億ドル(約4兆8400億円)追加した約2000億ドル(約23兆円)を議会に提案しました。
大統領はホワイトハウスで会見し、「議会は、イラク戦争の勝利とイラク駐留アメリカ軍の撤退の両方を達成させるためには今回の戦費予算案を支持しなければならない」と語り、「戦争に反対する議員もいるが、成功するために必要な装備を軍に与える必要もあることを考えなければならない」と釘をさしました。
さすが超大国アメリカです。この23兆円はイラク、アフガニスタン戦争の戦費であって、通常の国防費が別に50兆円以上あります。合計で75~80兆円。日本の国家予算に匹敵する額が国防費に使われるのです。日本の防衛費はというと5兆円弱です。
アメリカの人口は約3億人です。日本の2.4倍くらいでしょうか。そう考えると、とてつもない国防費を捻出していることが分かります。それが出来るのですからすごい国です。世界でこれだけの国防費を出せる国はアメリカしかありません。それだけアメリカにお金が集まってくるということです。ちなみに連邦政府は日本と同じく財政赤字です。
このような国と、まともに戦おうという方が無理だと思うのですが、今イランは挑発しています。アメリカはやるときはやる国です。特に中東は石油があり、イスラエルがありますから真剣です。イラン戦争が起こらないことを祈るしかなさそうです。
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Oct 23, 2007
チェイニー副大統領は21日、イランが2度にわたる国連安保理決議を無視してウラン濃縮による核開発を継続しているなどと強く非難し、同国がウラン濃縮活動を停止しない場合、「深刻な結果」を招くと警告を発しました。
チェイニー副大統領は近東政策ワシントン研究所で行った演説で、「イランが政策を変更しないなら、国際社会は厳しい対応をする準備ができている」とし、前週、イランが核兵器を保有すれば「第3次世界大戦」につながる恐れもあるとブッシュ大統領が述べたことを受け、「米国は世界の国々と共にイランにはっきりと通達する。イランの核兵器保有は容認できない」と語りました。
地図を見ると、イランはテロ戦争中のアフガニスタン・パキスタンと、イラクの間にある国です。ペルシャ湾ではかなりのアメリカの艦船が既に行動しています。イランの核施設を攻撃しようと思えば今すぐにでも出来る状態にあるわけです。
ブッシュ大統領の任期は2009年1月まであります。イランと本格的な戦争をやるとは思えませんが、巡航ミサイルや空爆などの制限された攻撃は無いとはいえない状況になってきました。これが警告だけで済めばいいのですが、イランも国際社会の言うことを聞こうとしません。日本にとっても重要なペルシャ湾が危機に面しています。
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Oct 16, 2007
アメリカ空軍研究所は、統合戦闘機「F-35 Lightning II」向けに研究開発を行ってきた音声認識システムのチューニング作業が完了し、実際にパイロットが飛行中にコマンドを音声で指示する実用実験のフェーズに入ったことを発表しました。
これまで、パイロットが航空機を操る場合には、各種のスイッチなどの操作を行う必要がありましたが、F-35に搭載予定の音声認識システムを用いれば、操作を言葉で指示するだけで必要な操作を全て行うことが可能となり、パイロットは視線を計器パネルに向けることなしに必要な操作のほとんど行うことが可能となるといいます。
研究グループでは、F-35にこの音声認識システムを搭載して、現実の環境で実用実験を行うそうです。開発終了後は、F-35に加えてF-22 Raptorにも搭載される予定だそうです。
パイロットの負担はかなり軽減されるでしょう。敵機だけを見ていればいいことになります。どんどんSFの世界になってきていますね。ただし冗談に反応することは無いのでしょうか。アメリカ人はジョーク好きですので、僚機との通信でジョークを言うのを映画で見ます。実際のパイロットはもっとシビアなんでしょうか。
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Oct 14, 2007
Oct 13, 2007
北朝鮮からの攻撃に備える防御策の一環として、アメリカ軍は12日、日本初の移動式情報処理システム「統合戦術陸上ステーション(Joint Tactical Ground Station、JTA GS)」 を青森県の在日アメリカ空軍三沢基地に配備すると防衛省が発表しました。
防衛省によると、在日アメリカ軍が日本に移動式システムを導入するのは初めてだが、韓国ではすでに導入済みだということです。このシステムはサテライトアンテナ3基と情報処理装置を搭載した車両を使用して、飛来するミサイルの情報をアメリカ軍や防衛省に送信するものです。コロラド州のアメリカ軍基地から派遣された18人がシステムの操作に当たります。
アメリカ空軍三沢基地
日本ではあまり危機感が無く、北朝鮮がミサイルを撃ってくるとは思っていないところがありますが、軍事的には着々と対策がとられているようです。これもミサイル防衛(MD)計画の一環です。次は嘉手納基地に配備されるのかもしれません。6者協議など外交面を見ていると安全そうですが、軍事面では緊張が続いているようです。
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Oct 09, 2007
Oct 08, 2007
写真はイギリスのある企業が発表した無人航空機用のフライトデッキを備えたミサイル駆逐艦「UXV Combatant」の想像図です。
イギリスのその企業では未来の戦場はインテリジェントなロボットによる戦闘が主流になるしており、多数の小型の無人航空機を短時間の間に離着陸させるための専用のフライトデッキを備えた次世代型のミサイル駆逐艦の開発を進めているそうです。この船、就航は2020年以降となる予定だそうです。
ステルス艦ですので面白い姿をしています。あまりカッコはよくありませんね。無人機、ロボットによる戦争だと、政府は助かるでしょうが、それだけの予算を出せるのでしょうか。どこの先進国も財政状況は厳しいはずです。
なにより、無人化することにより、戦争を始めやすくしてしまう危険性があります。傷つくのは無防備な一般市民です。今のイラクで、アメリカ兵がテロリストと一般市民の区別がつかないものを、ロボットがつくとは思えません。そしてやがてテロ国家も、無人ロボットを持つようになると、世界は恐ろしいものになります。もっといい方向で技術は進歩して欲しいものです。
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Oct 07, 2007
9月6日にシリアを空爆したイスラエル軍の戦闘機はシリアの探知システムをかく乱してレーダー網を突破したと思われるようです。
アメリカ軍事関係者によると、レーダー網を突破したイスラエル軍の戦闘機F-15とF-16は、アメリカが開発した「Suter」と呼ばれるネットワーク攻撃システムを搭載していた可能性があるということでした。
このシステムは、通信網に進入し、敵側のセンサーが感知している内容を知ることができる上、システム管理者としてセンサーが接近中の飛行機を感知しないよう操作することができるという最新の電子戦兵器です。
10月2日、イスラエル軍は初めてシリア空爆を認めました。欧米メディアではイスラエル戦闘機が空爆したのは核関連施設だと伝えています。この核関連施設には北朝鮮の専門家の関与が疑われています。
アメリカは電子戦でもかなり優れた装置を持っていることは想像できますが、それをイスラエルに使わせて、実験しているののかもしれません。自衛隊も持っているんでしょうか。専守防衛の日本には供与していないのでしょうか。このシステムを使えば、このブログも炎上してしまうでしょうね。(笑)
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Oct 02, 2007
ブッシュ政権が、イラン核関連施設への攻撃を想定していたこれまでの対イラン戦略を変更し、イランの精鋭部隊、革命防衛隊施設への攻撃計画を策定していることが判明しました。ブッシュ大統領は統合参謀本部に対し、従来のイラン攻撃計画の変更を指示。駐イラク・アメリカ軍への攻撃に関与したとして、イランの革命防衛隊への攻撃を中心にするよう命じたそうです。従来の予備計画では、イランの核関連施設などに対する空爆が詳細に計画されていたので大きな変更です。
ブッシュ大統領は、イラン国内での軍事行動に対して「実行命令」は発令していませんが、攻撃計画は急ピッチで策定されつつあり、米中央情報局(CIA)はイラン対策の担当部局を拡充しているといいます。
イラン革命防衛隊
変更後の攻撃計画では、海軍による巡航ミサイルの使用や、限定的かつ精密な地上攻撃や空爆の実施が想定されるとみられています。攻撃対象には革命防衛隊の訓練施設や補給施設、司令所などの重要施設が含まれているとのことです。
まさかイランに今、戦争を仕掛けるとは思えませんが、もしかするとアフガン、イラク戦争は、イランに飛び火する可能性が出てきました。おそらく地上戦力は投入せず、限定的な攻撃となると思われますが、イランがそれに対してどう出てくるかでしょう。戦争は納まるどころか、拡大していくばかりです。計画だけに終わって欲しいものです。
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Sep 30, 2007
防衛省技術研究本部と川崎重工が開発を進めている、次期固定翼哨戒機試作機の1号機が、9月28日に航空自衛隊岐阜基地を離陸して、約1時間の飛行を行った後、無事に着陸しました。操縦したパイロットによると、操縦感覚はフライト・シミュレータと同じく、きわめて安定しており、機体、エンジンともに順調ということです。
名称も変わりました。「P-X」から「XP-1」となりました。「X」は試験機、「P」は哨戒機、そして「1」は国産第1号の哨戒機、という意味です。実戦配備されるころには「P-1」か「P-1A」になっていると思います。
日本の哨戒能力は今やアメリカに次いで世界第2位です。これはヘリや護衛艦を入れての話です。その中でも重要な役割を果たしているのが、この固定翼の哨戒機です。日本は四方を海に囲まれています。海の安全を守るのが最重要課題です。もし、今のような哨戒能力があったなら、拉致問題は起きなかったかもしれません。下の写真は現在使用中のP-3C哨戒機です。
P-3Cは約100機配備されています。冷戦終結により、ソ連の潜水艦の動きが止まったため、現在は約80機が運用されているようです。しかし、ロシアの復活と、中国の海軍増強、北朝鮮問題がありますので、P-1は100機は配備されるものと思われます。P-1はスピードが速いので、現場へ急行するのがP-3Cより早くなるでしょう。
日本の航空機製造技術も、かなりレベルが高いようです。これでしたらF-22A戦闘機などは買わずに、国産で戦闘機を製造してもいいのではないでしょうか。しかし、必ずアメリカが横槍を入れてくるでしょうね。250億円もするF-22Aを買うことになるのでしょうか。とはいっても、国産でも似たような金額になりそうです。日本は武器を輸出できないので、1機あたりの開発費が莫大になってしまいますから。
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Sep 26, 2007
Sep 25, 2007
9月6日、イスラエル軍がシリアの秘密軍事施設へ空爆しましたが、直前に、イスラエル特殊部隊が潜入し、核物質を奪取していたそうです。その核物質は、イスラエルに持ち帰られ分析された結果、北朝鮮で作られたものだったと判明したという情報が流れています。
それが真実であった場合、不人気のイラク戦争で求心力を失ったブッシュ大統領が、成功と賞賛する対北朝鮮外交に暗雲を投げかけることになります。北朝鮮政府はこれまで、シリアへの核開発協力の事実を感情あらわに否定してきました。
空爆に参加したF-15(上)とF-16(下)。計8機使用されたようです。
アメリカの北朝鮮に対する弱腰外交が、ここに来て避難を浴びる事態となりそうです。6カ国協議もこの先どうなるか分からなくなるでしょう。しかし、もしかするとアメリカは事実を隠蔽するかもしれません。イスラエルの一連の行動はイスラエル単独で行われたわけではなく、すべてアメリカが許可を出しています。逆に事実が公表された場合は、北朝鮮情勢は一気に緊迫した状態になりそうです。
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Sep 24, 2007
この写真に写っているのはF/A-18Fスーパーホーネットです。私はこういう写真が好きです。カタパルトの水蒸気の中の最新鋭戦闘攻撃機と作業員。航空母艦だ!という感じがします。
現在の空母は、戦闘機を発射するカタパルトの動力に水蒸気を使っています。このカタパルトの力で、戦闘機をぶっ飛ばしているのです。電磁式も開発されているようなので将来はそうなるかもしれません。一種のリニアモーターカーですね。
現在の空母の戦闘機、攻撃機はすべてF/A-18が担っています。「F」はFighter(戦闘機)、「A」はAttacker(攻撃機)の意味があります。F/A-18は、ボタン一つでモードが切り替わり、戦闘機と攻撃機、両方こなせます。
同じF/A-18にも種類があり、F/A-18Cホーネットは攻撃用、それを改良し、一回り大きくして航続距離を伸ばし、アビオニクス(電子機器)を新しくしたのがF/A-18Eスーパーホーネットで、これも攻撃用です。そして写真のF/A-18Fスーパーホーネットは、艦隊防空、制空戦闘機という役割分担があります。こちらは2人乗りです。F-14トムキャットの代わりを果たしています。役割分担はありますがどれも戦闘、攻撃両方可能です。
USSハリー・S・トルーマンです。ニミッツクラスの原子力空母です。この空母を中心とする空母攻撃群で小国1国全滅させることが出来るそうです。今の海軍の課題は、ステルス機を持っていないことです。F-35が配備されれば解消されますが、それまでは初期攻撃は空軍優位となりそうです。
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Sep 23, 2007
イスラエルで21日、軍のレーダーがシリア側から領空に接近する機影を捉え戦闘機を緊急発進させたところ、この機影は渡り鳥であることが判明。これについて軍関係者は、レーダーの誤認知はよくあることで、万一に備えて些細な事態でも戦闘機を緊急発進させることはしばしばあると話したそうです。
イスラエルとシリアは事実上の交戦状態にあり、ゴラン高原返還をめぐる和平交渉も2000年1月を最後に中断しています。イスラエルは1967年の第3次中東戦争でゴラン高原を占領し、1981年に併合しています。
日本での話なら笑い話で済みますが、中東では真剣そのものですね。今、中東というとイラク戦争、イランの核問題が中心ですが、中東を考える上で忘れてはならないのがイスラエルです。イスラエルはアメリカの同盟国です。イラク戦争もイランへの圧力も、よく考えてみると、イスラエルに軍事作戦をとらせないための行動なのかもしれません。
アメリカの政治、経済を握っている人々の中にはユダヤ人がとても多いのも事実です。となると、アメリカがイスラエルを守らないわけはありません。イラクは石油が目当てとも言われていますが、それもあるでしょう。しかし、今の事態を遠くから眺めると、イスラエルのための行動といえなくはないでしょうか。
アメリカが行動しなければ、イスラエルが行動を起こします。イラクを攻撃し、イランの核施設の爆撃もありえます。そうなると中東戦争の勃発です。イスラエルは核兵器を持っているといわれています。つまり最悪のシナリオとなるわけです。中東問題の鍵はイスラエル。ちょっと原点に戻って考えてみました。
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Sep 22, 2007
Sep 20, 2007
マコネル米国家情報長官は18日、中国とロシアが米国内で冷戦時代と同レベルの諜報活動を行っていると警告しました。 同長官は、下院司法委員会の公聴会で「中国とロシアは米機密情報の収集活動をもっとも活発に行っており、両国の盗聴活動は、冷戦時代と同レベルにまで達している」と証言したとのことです。
米議会は8月、マコネル長官が米機密情報漏洩の危険性を指摘したために、テロリストと疑われる人物の電話盗聴などを可能にする「Protect America Act」を採択しています。
米連邦捜査局(FBI)のモラー長官は7月、中国の諜報活動は「相当な懸念」であると発言。今月始めには、中国人民解放軍が米国防総省のコンピューターネットワークをハッキングしています。
人間は懲りないですね。また冷戦を始めようとしています。今回はロシアより中国の方が活発に動いているようです。ロシアも中国も経済的が良好のため、軍事に予算をつぎ込んでいます。まだ、情報戦の段階ですが、いずれ軍事的な対立にならなければいいのですが・・・。
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Sep 19, 2007
下の写真は火を吹いているAC-130です。このまま墜落するわけではありません。この火の玉は「フレア」と呼ばれるもので、赤外線追尾ミサイルの目をくらませる防衛手段です。本来ロック・オンした航空機のエンジンの熱(赤外線)を追ってくるミサイルが、この「フレア」をエンジンと思い爆発するという仕組みです。
有名な赤外線追尾型ミサイルは、AIM-9サイドワインダー空対空ミサイルでしょうか。赤外線型は、どちらかというと短距離ミサイルが多いです。中距離以上になるとレーダー追尾型が多くなります。AIM-7スパロー空対空ミサイルが有名でした。
今、イラク、アフガン戦争で問題なのは、歩兵携帯用ミサイルです。これも赤外線追尾型です。テロリストがどのくらい持っているのか分かりませんが、何機かが被害にあっています。「フレア」は危機脱出の手段なんですが、花火のようできれいですね。
ちなみにレーダー追尾型ミサイルをかく乱する手段もあり、「チャフ」というのが使われています。金属片をばら撒いて、どれが航空機か分からなくするのです。映画「エア・フォース・ワン」では、たしか両方出てきたように記憶しています。ただし、本物のエア・フォース・ワンに積まれているかどうかは分かりません。国家機密でしょうね。
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Sep 12, 2007
アグレッサー(Aggressor)とは「侵略者」という意味があります。アメリカ空軍にはアグレッサー飛行隊というのがあり、空軍の優秀なパイロットがインストラクターをつとめて、空中戦を一般の飛行隊に教育します。海軍でいうTOP GUNです。
実は日本にも同じような飛行隊があります。九州の新田原基地に「飛行教導隊」というのがあり、F-15DJ(F-15の2人乗り)で運用されています。さすがにアグレッサーという名前は付けることが出来なかったのでしょうね。
先日、航空自衛隊のF-15J数機が、アラスカに行って演習した「レッドフラッグ」は、このアグレッサー飛行隊から訓練を受けたものでした。航空自衛隊としてははじめてのことです。写真はアグレッサー飛行隊のF-15C×2機とF-16Cです。
変わっているのは塗装です。一般のF-15CやF-16Cとはぜんぜん違った塗装をしています。なぜなのかは分かりませんがヒントが下の写真です。
これはロシア空軍のSu-27戦闘機です。F-15Cより空中戦においては優れているといわれています。この戦闘機と写真手前のF-15Cの塗装が似ていないでしょうか。やはりアメリカ空軍の仮想敵国は未だにロシアなんですね。軍事力はソ連崩壊後、壊滅状態になったわけですが、航空宇宙開発技術や核保有量は、今でもアメリカに次ぐ第2位の地位にいます。民主国家になったとはいえ、アメリカ軍は警戒を緩めていないようです。
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Sep 10, 2007
Sep 09, 2007
国際テロ組織アルカイダは7日、指導者ウサマ・ビンラディンが出演するメッセージビデオを公開しました。ビンラディンの新しいビデオ映像が公開されるのは2004年以来となり、ビデオ中の演説では「米国の弱さ」を冷笑しています。
この26分間のビデオは「The Solution(解決策)」という題名で、米監視機関SITEが入手。その中でビンラディンは米国の対イラク政策における「失敗」について延々と語り、資本主義や企業を非難。ビンラディンの主張では、企業が「本当の非道なテロリスト」で、腐敗した政府当局者を通じて米国の国益を支配していると主張しています。
また、イラク戦争の終結方法として、殺人と戦闘を激化させること。米政府を転覆させること。民主制は無能だと述べています。
一方のアメリカですが、ヘイデンCIA長官は7日、国際テロ組織アルカイダが米国への大規模な攻撃を計画していると警告しました。11日で9.11テロ事件からちょうど6年が経とうとする中、ヘイデン長官はニューヨークの外交問題評議会に対し、「われわれの分析によると、アルカイダの指導層は、米国内での大量殺害、壊滅的被害および経済ショックを与えることを目的とした大規模な攻撃を計画している」と報告したそうです。
テロリストとの戦争はとても長いものとなりそうです。これに対してアメリカはどう立ち向かうのか。大規模戦闘へと変わる可能性もあります。今のようなやり方ではアルカイダを排除できないからです。米ソ冷戦が終わりホットしていたら、もっととんでもない時代に入りました。21世紀はテロとの戦いの時代かもしれません。
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Sep 07, 2007
核兵器の管理は最重要任務です。それはどこの国でも同じでしょう。特に保有量が多いアメリカとロシアは管理費に膨大な予算をつぎ込んでいます。アメリカの場合、核兵器については国家安全保障会議が握っています。間違いがあっては絶対にならないからです。もちろん使用許可命令は大統領が持ってます。
ところが8月下旬、B-52爆撃機が誤って搭載された6機の核巡航ミサイルをのせたまま、アメリカ国内を飛行していたことが国防総省当局者より発表されました。絶対に起きてはならないことが起きてしまったのです。
手違いはルイジアナ州のバークスデール空軍基地に着陸してから発覚。ただちにブッシュ大統領に報告されたということです。一番厳しいはずのアメリカでこういう状態ならロシア、中国、イギリス、フランス、パキスタン、インド、それに北朝鮮はどうなっているのでしょう。とくにロシアが不安です。テロリストが手にしたら・・・。恐ろしい話です。
こういう不祥事は普通隠されるものです。アメリカだから公表されたのでしょう。他の核保有国で何が起きているか分かりません。核に限らず武器の管理はしっかりして欲しいものです。
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Sep 06, 2007
アメリカ国防総省は今年6月、何者かがロバーツ・ゲイツ国防長官が利用しているコンピューター・システムにハッキングが行われている事実を把握。侵入に気付いた国防総省はコンピューター・システムをシャットダウンしました。8月26日には、ドイツ連邦憲法擁護庁(日本の公安調査庁に相当)の捜査により、何者かがドイツの首相府、経済省、外務省、教育研究省など、複数の政府機関に侵入を行っていた事実も明るみになっています。さぁ何者なのなのでしょう。
アメリカ国防総省もドイツ連邦憲法擁護庁も捜査により発信源をつかんでいます。犯人は中国人民解放軍です。
w(°O°)w
国防総省も事実を認めました。「機密ではない一般扱いの電子メール・システムに何者かが侵入していることを検知したため、回線を切断することによって侵入を防いだ」と。ゲーツ国防長官の電子メールシステムの復活に3日間を要したそうです。ただ、侵入者についてはコメントを避けました。
ただし国防総省高官が人民解放軍と認めています。サイバー攻撃により国防総省をマヒできるかの実験のようです。会見で述べたように本当に一般扱いの電子メール・システムだったかは定かではありません。
アメリカ軍は軍の連絡手段に、実はインターネットを使っているのです。まぁ、事実は逆で、アメリカ軍が使っていたインターネットが一般に公開されたのですが。今の軍事攻撃の第一歩は敵の情報システムを破壊することです。これはネット上の冷戦ですね。
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Sep 03, 2007
8月23日に横浜で新ヘリコプター搭載護衛艦(13,500トン)の命名、進水式が行われました。名前は「ひゅうが」と名づけられました。宮崎県の旧国名ですね。
この護衛艦は海上自衛隊最大のもので、197mの飛行甲板を持ち、SH-60哨戒ヘリなら4機同時に離着艦ができるそうです。甲板下の格納庫、整備スペースを含めてヘリを最大11機搭載できるとのことです。
どうやら飛行甲板は耐熱処理をしていないようですが、もし改造して耐熱の飛行甲板にしたら、AV-8ハリアー垂直離着陸戦闘攻撃機、または今開発中のF-35の垂直離着陸型機が11機乗せることが可能になります。そうなると相当の攻撃力を持ちます。
そこまで防衛省は考えていないと思いますが、これって護衛艦?と思わせる艦艇であることは確かです。周辺諸国のことを考えると「ヘリ空母です」とはいえませんけどね。
なお、進水したからといってすぐに実戦配備されるわけではありません。これから艤装作業(武器などを取り付ける)があります。2009年3月就航予定だそうです。艦番号は「181」。前方に白文字で書いてあります。見かけたら写真を撮りましょう。(^^)v
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Sep 01, 2007
8月30日に中国の曹剛川国防相が来日し高村防衛相と会談したことはニュースや新聞でご存知だと思います。4年ぶりなんですってね。
私はそんな内容より違うところに目が行ってしまいました。下の写真は、防衛省で自衛隊の儀仗隊によって歓迎式典が行われているところです。
高村防衛相はもちろんスーツ姿ですよね。ところが曹剛川国防相はどう見ても軍服です。人民解放軍は今年制服のモデルチェンジをし、アメリカ風になりました。国防相の着ている制服も新しいもので、勲章のバッジがたくさんついています。つまりかなり高い地位の軍人といえます。
中華人民共和国はシビリアンコントロール(文民統制)ではなく、軍人が国防大臣を勤めていることに驚きました。核の発射命令権はおそらく胡錦濤主席が持っているでしょうが、回りが軍人だらけでは判断を誤ります。
アメリカはもちろんシビリアンコントロールの国ですので、国家安全保障会議でも主導的立場に立っているのは民間人です。軍人はアドバイスをするだけです。日本も同じシステムです。核はありませんが。
この写真一つ見ても中国の事情が分かります。中国政府は共産党と人民解放軍のバランスをうまくとっていかなければならないのですね。それが崩れたとき、軍の暴走が始まるでしょう。隣の国なのでちょっと怖くなってきました。
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Aug 31, 2007
一昔前では考えられなかったことですが、今は航空自衛隊機がアメリカ空軍の空中給油機から燃料を給油してもらう訓練をしています。納期が遅れていますが、航空自衛隊自身もKC-767という給油機を発注済みです。この写真は航空自衛隊のF-15Jイーグル戦闘機がアメリカ空軍のKC-135から空中給油を受けているところです。KC-135は嘉手納基地所属のものです。
その昔、F-4EJファントムIIを航空自衛隊に導入するときは、社会党が覇権につながると指摘し、空中給油装置をはずして導入しました。そんな時代もあったんですね。空中給油機は覇権とはぜんぜん違ったものです。軍事知識が乏しかったのでしょうね。
航空自衛隊に空中給油機を導入することによって、有事には戦闘機を事前に空中に待機させておくことが出来ます。戦闘機の航続距離は長くはありません。空中給油を受けながら待機すればすぐに戦闘に入れます。スクランブル発進していたのでは間に合いません。
でもこうして給油を受けている写真を見ると、時代も変わったなぁと実感します。20年前には考えられませんでした。ただそれだけ軍事的に中国の脅威というものが存在するということなんでしょうね。ヨーロッパの冷戦は終結しましたが、東アジアの冷戦は今始まろうとしています。
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Aug 30, 2007
昨年の10月26日、太平洋(東シナ海?)を航行中のアメリカ海軍キティホーク空母攻撃群を追尾し、空母キティホークに約5kmまで近づいた中国の潜水艦が写真の宋級改良型潜水艦039A型です。バックに写っている建物をどこかで見たことがあるような・・・。
中国海軍はアメリカ太平洋艦隊司令官のラフヘッド大将が訪中したのに合わせてこの作戦を実行し公表しました。つまりアメリカ海軍の面目をつぶしたことになります。
しかしよく考えてみると、キティホーク空母攻撃群が、039A型潜水艦にまったく気付かないはずはありません。5kmといえば魚雷でも発射されれば空母キティホークは撃沈されてしまいます。でも今の米中関係においてそれはありえません。おそらく039A型潜水艦の情報を隅々まで集めたのでしょう。逆手にとったということだと思います。
それと中国海軍(人民解放軍)と中国共産党の関係が、密接ではないことも分かります。アメリカ太平洋艦隊司令官の訪中に合わせるというのは、どう見ても共産党の意思が人民解放軍に伝わってないことを物語っています。
怖いのはこのように軍隊が暴走していることです。文民統制がとれていません。日本もこのことに注意しなければなりません。南西諸島は危険にさらされているのです。航空自衛隊も那覇基地にF-15Jを配備することを決めました。これからは中国人民解放軍を注意深く見ていく必要がありそうです。
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Aug 28, 2007
潜水艦のスクリューというのは、各国海軍の軍事機密となっています。特に西側の国、中でもアメリカ海軍の潜水艦のスクリューは機密中の機密です。なぜ軍事機密かというと、潜水艦は音を出さずに海の中を隠密行動するのが基本です。一番音が出るのがスクリューです。そこで音の出ないスクリューを各国開発しています。中でもぬきんでているのがアメリカ海軍の原子力潜水艦のスクリューなのです。
それが世界に公表されてしまいました。マイクロソフトのVirtual Earthをお持ちの方はワシントン州バンゴーンにある海軍基地敷地内にあるドライドックを探してみてください。修理中の原子力潜水艦が写っており、軍事機密のスクリューがはっきり分かります。これで潜水艦の映画も作りやすくなったのではないでしょうか。
現実には、写真だけではよく分からない特殊な形、厚さがあるので、この写真でロシアや中国の潜水艦の音が静かになることは無いでしょうが、一般の世界の人にお披露目するのは初めてのことです。Google Earthなどこの手のソフトは、軍事関係者をヒヤヒヤさせていることでしょう。
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Aug 20, 2007
ロシアのプーチン大統領が17日、冷戦崩壊後の1992年に停止していた戦略爆撃機による海外への長距離訓練飛行を同日再開したと発表しました。
この写真は7月17日、ロシアの爆撃機が北海道東部を通って三陸沖を通り、伊豆諸島まで来てUターンしたときに航空自衛隊が撮影したものです(いわゆる東京急行)。航空自衛隊は第2(千歳)、第3(三沢)、第7(百里)航空団からそれぞれF-15、F-2戦闘機をスクランブル発進させました(領空侵犯は無かったそうです)。その他、ノルウェー、イギリスの北海付近や、グァム島(アメリカ海軍の演習中)で各国空軍、海軍がスクランブル発進している事件が既に起きているようです。
ロシアとしてはアメリカがチェコやポーランドでミサイル防衛(MD)計画を進めていることが気に食わないようです。ロシアも石油の高騰などで経済力をつけてきています。また冷戦へ逆戻りすることは無いでしょうが、航空自衛隊のスクランブル発進は急激に増えそうです。特に千歳基地は忙しくなりますね。
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Aug 17, 2007
今、北海道は石屋製菓の「白い恋人」偽装事件で大騒ぎです。道民で食べたことが無い人はいないくらい、お土産としては有名なお菓子ですからね。とんでもないことをしたものです。
話はまったく違うのですが、今回はF-15Cイーグルのコンピュータを紹介します。この写真はF-15Cのコンピュータが詰まったところのドアが開いているシーンです。結構珍しいのではないでしょうか。ここに、F-15Cの頭脳が入っているのです。
どうやらエンジン系統のコンピュータの調子が悪く、調整しているようです。太いケーブルが二本刺さってます。USBケーブルではないんですね。1970年代の設計ですからね。調整しているのが民間人なので、メーカーの人でしょうか?ハンガーがガレージみたいで、車の修理工場のように見えます。
戦闘機は後部はエンジンと燃料タンクでいっぱいなので、頭部にコンピュータが置かれるようになっています。中には国家機密のものもあり、F-15Jを使っている航空自衛隊にさえ秘密の、いわゆる「ブラックボックス」も含まれています。最新鋭のF-22がどうなっているのか見てみたいものです。
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Aug 12, 2007
先日もこの無人戦闘攻撃機X-47の試作機をご紹介いたしましたが、今回はそのX-47『ペガサス』の完成予想図です。向こう6年間、6億3580万ドルかけてノースロップ・グラマン社が開発します。
このX-47の場合、これまでの無人航空機と異なり、米海軍の航空母艦を使って運用されることが考慮されているため、下の画像にある想像図のように折りたたみ式の主翼に加えて、空母への着陸用の着艦ギアなども装備されています。
初飛行は2009年後半、その後、2013年まで実際の空母を使った運用評価テストが実施され、量産が行われるかどうかの最終決定を下されるこということです。
X-47は、全長8.5メートル、翼幅8.47メートルと海軍の主力戦闘機F/A-18ホーネットと比べると小ぶりですが、海軍では戦闘地域に展開された空母から離陸させた上で、ステルス性能を活かして敵に察知されることなしに、敵地深くまで侵入させ、攻撃目標を破壊するような任務にあたらせることを想定しています。
一見、巡航ミサイルでもいいように感じますが、巡航ミサイルは1発1億円近くするものですので、財政が持ちません。X-47の場合は基本的には有人の戦闘攻撃機とほとんど変わらないため、爆撃などに柔軟性が効く上に、敵からの攻撃など危険を探知した場合には自律的に攻撃を回避できる能力もあわせ持つなど高い能力を持つこととなる予定になっています。
現在アメリカ海軍は空母上でF/A-18C or Dホーネットと、それを大型化し近代化した最新鋭のF/A-18E or Fスーパーホーネットを運用しています。問題は両者ともステルス機ではないことです。そこでこのX-47となったのでしょうが、巨費を投じてうまくいくものなのか、とても疑問に思います。それに無人ということで嫌悪感を感じますね。映画「ステルス」が現実になってきました。
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Aug 10, 2007
アメリカ陸軍がイラクで武装ロボットを4月から実戦配備していたようです。武装したロボットが実戦配備されるのは、今回の事例が史上初の出来事となるようです。え~名前は、Special Weapons Observation Remote Reconnaissance Direct Action System。長~い名前ですねぇ。略してSWORDSというそうです。
一見すると第二次大戦の戦車かと思わせるいでたちですが、最新鋭です。M249軽機関銃で武装し、搭載されたビデオカメラを通じて遠隔地からラジオコントロールされます。しかし、いやですねぇ。こんなのが街をうろうろしていたら。テロリストと市民の区別がつくのでしょうか。だいたいこんなのがゴーっとやってきたらテロリストは逃げると思うんですけどね。でも実際に、偵察およびパトロール任務に用いられているそうです。
アメリカ軍はイラク戦争での戦死者が3,600人を超えました。とにかく戦死者を減らすことに必死なんでしょうね。実際の戦争によって兵器は改良されるものです。今、いろいろな兵器が開発されているんだと思います。
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Aug 08, 2007
英国海軍は2隻の大型航空母艦を建造することを正式に決定し、7日までに発注を行いました。
総建造費用は約39億ポンド(約9360億円)で、約1兆円近くにも達する大型プロジェクトとです。ただし、従来型空母の運用には約2000名の乗員が必要なのに対して、新空母は600~800名の乗員で運用が可能となっており、年間の運用費用に関しては従来型空母に比べて大幅な削減が見込まれているそうです。
今回、建造が正式決定した新型空母はガス・タービン・エンジンによる通常動力を用い、艦載機には現在、ロッキード・マーチン社が開発中の「F-35 ライトニング II 統合戦闘攻撃機」を予定しています。全長は284メートルで、米海軍のニミッツ級航空母の333メートルと比べると小ぶりとなりますが、艦満載排水量は約10万トンで、ニミッツ級航空母艦と同等で、米国以外が保有する空母としては世界最大級のものとなります。
英国海軍は現在、垂直離着陸機「ハリヤー」を搭載した3隻の小型空母を保有していますが、この新空母の完成を待って順次、新旧交代を行う見通しです。 新空母の完成は2014年~2016年の予定です。完成後、2隻の空母はそれぞれ「Queen Elizabeth」と「Prince of Wales」と命名される予定です。
いずれ海上自衛隊も空母を保有する時代がくるのではないでしょうか。中国も空母を建造する意向だと伝えられています。もし所有するとしたら、この英海軍のこの空母は参考になりますね。
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Aug 07, 2007
Aug 05, 2007
人気が急上昇したわけではなく(防衛省では急上昇中ですが)本当に急角度で上昇しているところの写真です。F-15イーグルもエンジン推力が機体の重量を上回っているため、離陸後急上昇することができました。特に千歳基地のように千歳と苫小牧にはさまれた基地では、騒音問題もあって急上昇していました。
F-22ラプターはそれにプラスして、エンジンノズルが上下に20度動く偏向ノズルというのが装備されています。なので離陸時はF-15よりも、もっと急角度で上昇することが可能になっています。ですので運動性能は抜群らしいです。
こちらは兵器庫を空けて飛行中のF-22Aラプターです。F-15など今までの戦闘機は、ミサイルを主翼の下か端に付けていました。しかしステルス機であるF-22はそういうわけにはいきません。すべて格納されるようになっています。横の兵器庫はAIM-9サイドワインダー短距離ミサイル、中央の兵器庫はAIM-120中距離ミサイルがそれぞれ4発ずつ入ります。おそらく制空権を取り、対空ミサイルの心配が無くなった時点で、主翼の下に燃料タンクかミサイルをつけるのだと思われます。
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Aug 04, 2007
アメリカ海軍省は1日、ボーイング社とノースロップ・グラマン社の2社の間で競わせていた無人戦闘攻撃機の実験機開発計画に関して、ノースロップ・グラマン社の開発計画案を承認、今後はノースロップ・グラマン社が開発を行ったX-47をベースに実証機の開発を進めていくことを正式に決定しました。
海軍では空母から発進させた上で敵地深くまで進入して、攻撃などを行う極めて危険度の高い任務にこの無人戦闘攻撃機を用いることを計画しています。無人戦闘攻撃機はパイロットの身体的条件にも制約を受けないため、通常の有人飛行機では困難なアクロバティックな飛行が可能です。また、パイロットに休息を与える必要がなく燃料が続く限りいつまででも飛行を行うことなども可能となるため、無人戦闘機が現実化した場合は、これまでの空母を中核とした海軍の航空戦術を塗り替えてしまう程の大きなインパクトが生まれることが期待されているとのことです。
だんだん現実味を帯びてきた無人戦闘攻撃機。巡航ミサイルも無人攻撃なわけですが、数億円もするミサイルなので、これに頼っていては財政が破綻します。そこで無人戦闘攻撃機となるのでしょう。血も涙もない無人機に攻撃されるのはたまったものではありません。この無人戦闘攻撃機が世界に広まったらどうなるのでしょう。だんだんいやな世界になりつつあるようです。
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Aug 01, 2007
陸上自衛隊にはもう一種類の戦車があります。74式戦車です。名前のとおり1974年に正式採用になったかなり古い設計の戦車ですが、今でも活躍しています。すべて90式戦車に変えるだけの予算がつかないのでしょう。日本は水際作戦を取っていますので、海上で敵を撃破することを目標にしています。ですので、陸上自衛隊の兵器は後回しになりがちです。私はこの74式戦車を触りまくったことがあるのですが、ほとんど石の塊でした。
この戦車のスペックは乗員4名、重量38t、全長9.41m、全幅3.18m、全高2.25m、最高速度53km/h、行動距離300kmとなっています。エンジンは空冷2サイクル10気筒ディーゼルエンジンで、720ps/2200rpmですから90式戦車の半分以下の馬力しかありません。開発は防衛省技術研究本部と三菱重工です。
私はこの戦車がなかなか好きです。形が流線型だからです。この当時は流線型が各国ではやりました。90式戦車は箱型ですね。この箱型は今イラクで活躍しているアメリカ陸軍のM1A1戦車も同じです。そのときそのときの流行があるようです。
最新式の装備は真っ先に北海道に配備されます。千歳に司令部がある第7師団は日本最強の機構化師団です。機構化とは、自衛隊員がすべて装甲車に乗ることが出来るということで、生身の姿をさらさなくていいようになっています。陸上自衛隊では、この第7師団が唯一の機構化師団です。
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Jul 31, 2007
先日ポルシェやフェラーリのスペックを見ていて、陸上自衛隊の主力戦車ってどんなスペックなのかを知りたくなりました。現在の主力戦車は90式戦車です。名前のとおり1990年に正式採用されたものです。
スペックは乗員3名、重量50t、全長9.80m、全幅3.40m、全高2.30mで、最高速度は時速70kmです。エンジンは液冷2サイクリ10気筒ディーゼルエンジン。1500ps/2400rpmととてつもないエンジンを積んでいます。もちろん日本製で、防衛省技術研究本部と三菱重工が開発しました。
重さが50tもあるんですね。これが70km/hで走っていたら恐ろしいものがあります。敵に姿をさらすのを避けるため、静止しているか、猛スピードで走行しているかのどちらかだそうです。戦車の世界は自動車とはちょっと違った別世界なのが分かりました。
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Jul 29, 2007
防衛省は26日、航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)の選定時期について、来年夏の当初目標を先送りする方針を固めました。米下院歳出委員会が、FX最有力の最新鋭ステルス戦闘機「F-22Aラプター」の禁輸継続を決めたことで、当面のF-22取得が困難な情勢となり、選定時期を見直すことにしました。これに伴い、防衛省は数年後に切り替えを迎える予定のF-4EJ改戦闘機の耐用延長を検討中だそうです。
(F-4EJ改ファントムII)
FXは、空自が昭和48年から配備を始めたF-4EJ(91機)の後継機です。防衛省は来年夏の平成21年度予算概算要求までにFXの機種を決める方針で調査を行っており、レーダーに映りにくいステルス性や機動性に優れたF-22をFXの本命として検討していました。
(F-22Aラプター)
防衛省はあくまでもF-22導入を狙っているようです。その理由に中国がSu-27などの優秀な戦闘機を大量に配備し始めている危機感があるようです。F-22の他に国産(日米共同開発)のF-2を制空型にしたものや、米海軍主力戦闘機のF/A-18Fなどもあるのですが、やはりF-22の戦闘能力とステルス性は魅力です。はたして米議会が許可を出すでしょうか。自衛隊はイージス艦の機密漏えいなど軍事機密を守る上で米国に疑問をもたれています。1機最低250億円もする戦闘機ですので、慎重にことを進めて欲しいものです。
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Jul 27, 2007
このヘリはX-49スピードホークという実験機です。UH-60 ブラックホークを改造したものですね。アメリカはこんなヘリコプターまで開発しているようです。後ろに大きなプロペラをつけ、主翼もついています。
ヘリコプターはローターの回転面の傾きを調整することによって前方に進みます。しかし、スピードを上げるためにローターを傾き過ぎると揚力が失われてしまうために、原理的に出せるスピードには限界があります。新幹線並かそれ以下が限界のようです。
複合ヘリコプターとは垂直離着陸や空中でのホバリングが可能というヘリコプターの利点と、高速で飛行可能な一般航空機の利点の両方を実装しようと考えです。ところがそううまくいかないのが現実のようです。実際にはこの手の複合機は1960年代から研究されてきたにもかかわらず、実用化できたものはV-22 Ospreyしかなく、そのV-22にしても実用化には25年以上の月日を必要としました。このX-49にしても実用化は目指しておらず、技術検証用の実験機という位置づけのようです。
それにしてもアメリカ軍はいろんなことを研究しているものだと感心します。それだけ潤沢な国防予算があるんですね。でもイラクを平定できない。軍事の難しさです。
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Jul 26, 2007
ボーイングは、米ミサイル防衛局と共同で開発を進めてきたYAL-1A「Airborne Laser」に搭載された高出力レーザーを使って空中を飛行中の目標物を照射する実験に成功したことを発表しました。
YAL-1A「Airborne Laser」には目標ガイド修正用の2機の半導体レーザーが搭載されており、半導体レーザーを目標に対して照射することにより大気の揺らぎの影響を計測。その後は計測された揺らぎを管制システムにフィードバックすることにより目標へのガイドを修正しながら破壊能力を持つ高出力の化学レーザーを正確に目標に照射します。 ボーイングではAirborne Laserを用いることにより、理論上、加速中のあらゆる種類の弾道ミサイルを迎撃することが可能と説明しています。
まだまだ実験段階ですが、現実にレーザー光線により弾道ミサイルを打ち落とすという日が近いうちに来そうです。レーザー光線なんてアニメやSF映画の話かと思っていたのですが・・・。科学技術の進歩は凄いですね。SFに追いつきつつあります。
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Jul 20, 2007
この写真は日本国内で撮影されたものではありません。なんとアラスカで撮影された航空自衛隊のF-15DJイーグルです。
航空自衛隊は7月4日から8月2日まで、米アラスカ州アイルソン、エレメンドルフ両空軍基地とその周辺で行われる米空軍の演習「レッド・フラッグ・アラスカ」に初参加、7月12日から27日までの期間中、日米共同訓練を行うそうです。参加部隊は、人員約210人とF-15J/DJ計6機、E767早期警戒管制機1機、携SAM追随訓練器材6セットで、部隊の戦術技量と日米共同対処能力の向上を目的に、電子戦環境下での防空戦闘、基地防空の各訓練を行います。
F-15はアラスカまで飛ぶことは出来ません。そこで米空軍のKC-135空中給油機から空中給油を受けながら片道約5400キロの太平洋を横断します。演習の最終段階でも空中給油の慣熟訓練を行う予定だそうです。
レッドフラッグとは空軍版のTOP GUNです。敵(ロシア?中国?)の技術をマスターした最高のパイロットがインストラクターとなり、一般の戦闘機部隊を教育します。航空自衛隊は今回初参加なのですが、国民が知らないうちに日米同盟はどんどん深まっていっていますね。(下の写真はレッドフラッグのものではありません。)
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Jul 17, 2007
お待ちかね致しました(誰も待ってない?)。本日は陸上自衛隊の中でも地味な存在である輸送機です。地味ですが、非常に重要な役割を果たしてくれています。
まずは結構お馴染み?のCH-47JAチヌーク。メインローターが前後についているので普通のヘリとの違いは一目瞭然です。このヘリで自衛隊員や物資を運ぶことになります。全長15.88m、全幅4.80m、全高5.69mで乗員3名の他に55人乗ることが出来ます。大型観光バスが空を飛ぶような感じですね。兵員輸送の主力です。
こちらは同じ陸上自衛隊でも任務がまったく違います。EC-225LPというヘリで、日本としては珍しくヨーロッパ製のヘリです。このヘリは総理大臣などの要人や国賓を運ぶためのものです。全長16.80m、全幅3.96m、全高4.97mとけっこうおおきなヘリです。乗員2名で他に20人乗れます。日本が要人用のヘリを持っていることはあまり知られていないようですね。
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Jul 16, 2007
ヘリコプターの話が続きます。自分への記録としてって感じになってきていますが・・・。
今日は珍しい、国産のヘリコプターです。いつも航空機はアメリカのお世話になっているのですが、偵察ヘリは小型なためか日本で設計し作りました。その前に今まで使っていたアメリカ製の偵察ヘリです。OH-6といいます。
すごく小さいです。玉子にしっぽが生えたような形です。この小さいのがよく旭川の空を飛んでいました。空飛ぶ原動機付自転車って感じです。でも軽量なので偵察にはよかったのかもしれません。
そして今、国産のOH-1と入れ替えが進んでいます。こちらも小さいのですが、形はまったく違います。
1996年初飛行ですから、もうかなり部隊に行き渡っていることと思います。2人乗りで全長13.40m、全幅1.00m、全高3.8mと細く長く出来ています。国産ですので得意の複合材を多用した機体です。幅が1mしかないのでレーダー反射面積が小さく、目視による発見率も低いようになっています。対空ミサイル4発を積めるのもOH-6との大きな違いです。一見するとAH-64アパッチと間違うような形をしています。タンデム(前後に座る)型がはやりなのでしょうか。細くするための工夫なんでしょうね。
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Jul 15, 2007
もう皆さん飽きたでしょうが、またまたヘリコプターシリーズです。今回は西側最大のヘリコプターMH-53です。西側最大と言うのはロシアにもっと大きなヘリコプターが存在するからです。今はどのような状態になっているかは分かりませんが。
これがMH-53Eです。海兵隊のヘリです。輸送用はCH-53、掃海用はMH-53といいます。人の大きさから、ヘリの大きさが大体分かると思います。かなり大きいです。大きさは全長22.35m、全幅8.97m、全高3.96mです。ローターは含まれていません。
地上に駐機中のMH-53です。この汚れ具合が軍用機のなんともいえないいい雰囲気を出しています。車ならちょっと乗るのに抵抗がありますけどね。汚れた方が迷彩っぽくなって、発見されにくいのかもしれません。新品より味があります。
この大型ヘリ。なんと海上自衛隊も持っています。しかし日本の自衛隊はアメリカ軍が持っているものは何でも配備しているものですね。これも掃海型のMH-53Eです。10機ほどしか配備されていないので、そう見ることは無いと思います。日本では、航空自衛隊も陸上自衛隊も輸送用ヘリはC-47というCH-53より若干小さめのものを使っており、CH-53は配備されていません。
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Jul 14, 2007
Jul 13, 2007
ヘリコプターにもいろんな種類があります。その中に攻撃に特化したものがあります。ベトナム戦争のときはUH-1ヘリに機銃を付けて打ちまくっていた映画のシーンを思い出します。UH-1は普通のヘリコプターでした。アメリカ陸軍はその教訓から攻撃ヘリコプターというものを作り上げたのだと思います。
これがその攻撃ヘリAH-64アパッチです。いかついカッコをしています。2人乗りで操縦士は後ろ攻撃手が前の席となります。全長17.6m、幅4.98m、高さ4.9m、重さ10,400kgあります。最高速度は270km/hです。これだけの爆弾、ロケット弾、機関砲を積んでいますので、10機もあれば、敵1個連隊を壊滅できるのではないでしょうか。
ヘリコプターのいいところはその機動性です。どこにでも降りられます。前線部隊の支援にはもってこいの機体です。ベトナム戦争では敵の位置を無線で知らせて空軍の攻撃を持つというシーンがありましたが、今では陸軍自前ですぐに攻撃できます。しかし正面から見ると特殊な形をしていますね。
このような優秀なヘリを黙ってみている日本ではありません。今、導入を始めています。もともとAH-1コブラという攻撃ヘリは持っているのですが、AH-64アパッチにはかないません。ライセンス生産で富士重工が機体を石川島播磨重工がエンジンを作っています。
まもなく皆さんの頭の上を飛んで行くと思います。望遠で撮影してみてください。といっても私と環境が違いますね。旭川は住宅街のど真ん中に第2師団司令部があるものですから、ひっきりなしにヘリが飛んでます。AH-64は配備されないようですが。
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Jul 12, 2007
Jul 09, 2007
世界の空軍で、もはや戦略爆撃機という種類の航空機を持っているのは超大国アメリカぐらいでしょうか。ソ連も持っていましたが、ロシアになってどうなったのか分かりません。その戦略爆撃機の3本柱をご紹介します。
まずはご存知の方も多いかもしれません。B-52です。ベトナム戦争の時代から活躍している爆撃機です。使い勝手がいいのか、いまだに現役で活躍しています。アフガン、イラク戦争でも使われていました。もちろんベトナム戦争時からは改良されていますが。この爆撃機、8発のエンジンを積んでいます。燃費はかなり悪そうです。でも他には変えがたいいい面があるんでしょうね。
次はB-52に変わる爆撃機として生まれたB-1です。この爆撃機はスタイルがいいんですよね。カッコいいです。細身に見えますがB-52より多くの爆弾を搭載できます。B-52は高高度用爆撃機でしたが、B-1は超低空飛行で敵のレーダー網をかいくぐる目的で作られました。それで可変翼(主翼が動く)なのです。しかしカーター政権時代に一度中止になり、レーガン政権時代にマッハ2の性能を落とすことで復活しました。
B-2はステルス爆撃機として有名です。形が航空力学を無視しているところが凄いですね。どう見てもUFOです。ステルスを利用して敵防空網を突破するという爆撃機です。初戦に使われ、後はB-52、B-1に任せるという使い方です。ただ高価なのと、整備が大変だという欠点も持っています。B-2を整備できる基地でしか配備ができません。それは限られています。最近グアムの基地が可能になりました。イラク戦争初期はアメリカ本土から飛んでいました。往復ですので凄い長旅です。パイロットも大変ですね。
アメリカ空軍戦略爆撃機はこの3機種で構成されています。もちろん核も搭載できます。そう考えると、恐ろしい破壊力を持っていることになりますね。
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Jul 08, 2007
アメリカ空軍の輸送力はとてつもないものがあります。これは第2次大戦のときからで、その物量作戦に日本もドイツも敗れたといっても過言ではないように思います。今のイラクも相当の物資が運び込まれ、兵士は本国と変わらない生活を送っています。
その物資を運ぶ輸送機で最大なのが上の写真のC-5です。ほぼB747と同じ大きさがあります。前も後ろも開きます。私も航空祭で前から後ろへ通り抜けたことがあります。B747と似ているのは、実は空軍が大型戦略輸送機の開発を提案したときに、ボーイングとロッキードが応募しました。結局ロッキード案が採用されC-5となったのですが、ボーイングはその設計を生かし旅客機を作ったのです。それがB747です。当時はこんな大型機は売れないと言われたそうですが、今では各航空会社の顔となっています。
アメリカ空軍の本当の主力輸送機は上の写真のC-17です。C-5より小さいですが物資はかなり積めますし、短い滑走路や舗装されていない滑走路でも離着陸が可能となっています。機数もC-5よりもかなり多く作られています。使い勝手がいい輸送機といえるでしょう。最新鋭の輸送機です。私は航空自衛隊でも5機くらい買って、PKOなどに備えたらいいのではと思っています。
次は航空自衛隊も使用しているC-130です。古い機体設計ですが、これほど便利な機体が他に無いため、現在も現役で進化し続けています。この輸送機は戦術輸送機と呼ばれており、いかなるところへも行けるよう工夫されています。C-5が戦略輸送機と呼ばれ、長距離飛行が可能ですが、整備された飛行場へしか降りられないのとはまったく違う性質を持っています。ですので、C-5やC-17がある程度整備された飛行場に物資を届けて、そこから小分けしてC-130が最前線へ運ぶという形になります。航空自衛隊も現在その役割を担っています。
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Jul 07, 2007
航空自衛隊には現在2種類の輸送機があります。現在イラクに派遣され目立つ存在なのが上の写真のC-130です。アメリカ製のこの輸送機は1950年代に初飛行した、設計は古い輸送機なのですが、舗装されていないところでも離着陸でき、短距離での離着陸が出来るなど使い勝手がよく、西側諸国のほとんどの国が採用しています。
しかし、航空自衛隊の主力の輸送機はC-130ではありません。C-130は保有機数が少ないのです。主力は上の写真のC-1輸送機です。国産機です。小型輸送機としては世界的に珍しいジェットエンジンを採用しています。このC-1が日本の空を飛び回っています。あまり知られていないのですが、航空自衛隊の輸送機にも定期便があり、決まった時刻に各基地へC-1が飛んでいます。しかし、このC-1もそろそろ耐用年数に近づきつつあるのです。
そこで新開発されたのが今日の真打、上の写真のC-X輸送機です。まだ出来たばかりで名前がありません。来年には防衛省に納入されることになっています。C-Xは従来機のC-1と比べると飛行距離が約3倍で、搭載量が2倍以上と勝っており、運用の柔軟性も高まるものとして期待されています。
昨日のP-XもこのC-Xも防衛省技術研究本部と川崎重工が作った純国産機です。日本も航空産業の技術が育っているようです。C-Xは将来民間輸送機として販売する計画もあるようです。
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Jul 06, 2007
日本は四方を海に囲まれています。ですの海での防衛は非常に重要になります。海上自衛隊はアメリカ海軍に次ぐ防衛能力を持っているといわれます。もちろん主役は護衛艦ですが、機動力の上で対潜哨戒機が非常に重要な役割を果たしています。某国の工作船が新潟沖に現れ、内閣総理大臣より海上自衛隊に対し海上警備行動が発令されたときも、工作船に追いつき、威嚇爆撃をしたのは対潜哨戒機でした。
現在使われているのが上の写真のP-3Cです。アメリカ製でアメリカ海軍と同じものを使っています。しかしそろそろ耐用年数が近づきつつあります。
そこで今回は防衛省技術研究本部と川崎重工が純国産品として対潜哨戒機P-Xを開発しました。大型の国産機は37年ぶりとなるそうです。P-XはP-3Cと比べて巡航速度や飛行高度が1.3倍ほどに高まり気象の影響を受けにくく、レーダーやコンピューターによる戦闘指揮システムも高性能化されているそうです。
日本の場合航空機産業は敗戦後の関連企業解体や技術開発停止命令などを受けて、他の先進諸国と比べて数十年は遅れていたとの意見もあります。ここ最近にいたり、自前の航空機を開発し、諸外国にお披露目できるレベルに回復したという兆しが見えてきたようです。
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Jun 09, 2007
ペンタゴン。正式名はDepartment of Defense。日本では国防総省といわれています。英語名を訳すと国防省になるのですが、ペンタゴンには陸軍省、海軍省、空軍省が入っているので「総省」と付けたのではないかと思います。
なぜペンタゴンというかはご存知の方が多いと思いますが、建物の形が五角形、英語で言うとペンタゴンだからです(上の写真)。では、なぜこのような得意な形になったのか。ワシントン・ポストが報じています。
国防総省の前身はDepartment of War(戦争省)と言いました。この庁舎を建てるために1941年から秘密裏に建築の設計に着手しました。このころはドイツと戦争中で、その後、日本軍による真珠湾攻撃があるときです。場所はワシントンのアーリントン実験農場に用地を獲得し、陸軍工兵隊によって建設されることになりました。建設にあたっては高層ビルではワシントンの都市景観を阻害することと、戦争中で資材の調達が難しかったことから、5階建てのビルに決定しました。そのときのアーリントン実験農場の土地の形状がたまたま五角形だったのです(地図の上の歪な五角形)。
ところが、建設計画が決まった後で、国立アーリントン墓地からの景観の妨げになるという意見が出て、急遽、建設地を南に1.5マイル移転させることになりました。この土地は正方形でしたが、戦争に突入し建設は急を要していたため、元の計画に若干の変更(正五角形にする)のまま五角形の建物を建ててしまいました(地図の下の五角形)。
完成は1943年1月15日。第二次世界大戦の真っ只中です。こうして正五角形の建物が出来上がり、後にペンタゴンと呼ばれるようになりました。ペンタゴンは世界で一番大きなオフィスと言われています。
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Jun 08, 2007
先日エアフォース・アカデミーの卒業式の記事を書いたところ、私の年代かそれ以上の方々が思い起こされたのが、映画「愛と青春の旅立ち」だったようなので、今回は去る5月25日にメリーランド州アナポリスで行われたネイバル・アカデミー(海軍士官学校)の卒業式の写真を掲載いたします。
中央の男子生徒の制服がまさしくリチャード・ギアが着ていた制服です。この制服で製紙工場?へ行き、恋人を抱きかかえて出て行ったわけですね。
もちろんブルーエンジェルスも登場します。先日痛ましい事故がありましたが、ブルーエンジェルスは健在です。サンダーバーズのときとは違い帽子投げの瞬間ではないですね。空軍のほうが緻密なスケジュールで卒業式が行われているのでしょうか。みんな指をさしています。こういう行事に曲技飛行隊は欠かせませんね。日本の航空自衛隊のブルーインパルスも最近はいろいろなところに呼ばれるみたいですね。
最後の帽子投げはお決まりのコースです。これはどこの国の誰が始めたことなんでしょう。きっといわれがあるんでしょうね。ところで投げられた帽子はその後どうなるのでしょうか。帽子に名前が書いてあって後で自宅に届くのか、捨てられるのか、ん~気になる。
海軍は職域がとても広い軍隊です。艦船に乗る者、パイロットになる者、海兵隊に入る者、いろいろいます。陸、海、空がすべてそろっているのがアメリカ海軍の特徴です。
皆さんこれから世界各地で活躍するんでしょうね。
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Jun 06, 2007
漠然と卒業式という題名を見ても、何のことだかわからないですよね。もちろん私のことですので軍事関係であります。去る5月30日にコロラド州コロラドスプリングスに在りますエア・フォース・アカデミー(日本では空軍士官学校というのかな)で卒業式がありました。写真をご覧下さい。カッコいい空軍らしい制服ですよね。
ゲーツ国防長官の挨拶?訓示?です。アメリカは陸軍、海軍、空軍と別々に士官学校があります。日本は防衛大学校だけですよね。規模が違いますから当たり前なのですが。日本の場合は総理大臣が来ますが、アメリカは大統領は来ないことを知りました。ゲーツ長官が何を話したのかは英語が分からないため不明です。
最後は防衛大学校でおなじみの帽子投げ。カッコいいのはその時間に合わせてサンダーバーズ6機が空を通過するところです。この演出はしびれますね。日本は体育館のようなところでやりますので、こういう演出は出来ません。彼らは大変厳しい訓練を受けてきました。この卒業の喜びはひとしおでしょう。卒業後は士官(幹部)となり、下士官を指揮する立場になります。パイロットになる人が多いのかもしれません。ただ、今アメリカは戦時中です。この中からも派遣される士官がいるんでしょうね。アメリカ軍は本当に戦闘をする軍隊なので、志願する人はすごいなぁと思います。でもこういう姿を見ると憧れてしまいますね。
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Jun 04, 2007
久しぶりに(でもないか)軍事ものです。今回は艦船に搭載されている艦対空(艦船から発射して航空機を撃墜する)ミサイルのお話です。
現在西側の国で使われているミサイルのほとんどが、この写真にあるシー・スパロウです。(写真は例のごとくClickで大きくなり移動します)シー・スパロウはレーダー探知型の中距離ミサイルです。レーダー探知型のほかに赤外線追尾型(エンジンの熱を追う)の短距離ミサイルもあります。戦闘機用のサイドワインダーが有名ですが、艦船に積まれているかどうかは定かではありません。(^^;)ゞ
今回シー・スパロウの発射の瞬間の写真を入手しました。ミサイルが入っている箱は蓋が開くわけではなく、ミサイルが突き破っているのが分かると思います。航空自衛隊のペイトリオット・ミサイルもこのように蓋を突き破って飛んでいきます。どういう素材で出来
ているのか分かりませんが、ミサイルは痛まない素材なんすね。蓋を開くより合理的です。ミサイルの後ろ側は火炎放射器状態ですね。
次の写真は飛んでいくところなんですが、あたりは蓋の破片が飛び散っています。とんでもない環境破壊です。この蓋はミサイルの噴射熱には耐えられる素材なんですね。とても興味があるのですが、そのことに触れた文献に出会ったことがありません。ご存知の方はご一報下さい。あまり見ることのない艦船のミサイル発射の写真でした。
今回もHighslide JSを使用しています。おっと、Highslide JSとは私流にいうと「写真大小移動システム」です。なんだか癖になりそうです。このプログラムは拡大したときに、写真の下に文字を入れることが出来るのが特徴です。写真のデータなどを入れるといいですね。写真を移動させて遊んでみてください。(^^)v
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May 25, 2007
操縦席シリーズ第2弾。今回は航空母艦の操縦席です。
空母の場合は艦橋に操縦席がありますので、外を見ることができます。見えるといっても全長300m以上もある船体の後ろの方に艦橋があるので、それも窓から離れているので、見えることの意味は低いかもしれません。でも潜水艦よりは安心ですね。
奥に見える立派な椅子は艦長の席です。操縦士は艦長の命令によって艦を動かしているます。これはどの軍艦も同じです。操縦席の計器類は航空機と同じグラスコックピット(モニター表示)になっていますね。Windwsなら面白いのですが。舵が昔の面影を残しています。いまだに立って操縦するんですね。
空母は止まることはありません。一定の速度で走っています。航空機を発着艦させやすくするためです。止まっている空母からは航空機は発着艦できません。速度が不足するからです。
それと止まると危険にさらされます。洋上で給油を受ける時でも(航空燃料など)止まりません。一番危険なのは港を出る時だそうです。外海に出てしまえば、巡洋艦や駆逐艦などと編隊を組めますので安全になります。戦闘機も発進できますしね。
10万トンの巨体を操縦する操縦士。
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May 24, 2007
引き続き潜水艦のお話を。
潜水艦は普通の乗り物とはちょっと違ったところがあります。操縦席です。まったく前が見えません。スクリーンに映し出されることもありません。レーダーとソナーを頼りに前へ進んでいるわけです。
もちろんアメリカ海軍ともなれば、世界中の正確な海図を持っていますので、岩にぶつかるなんて事はありません。ぶつかる可能性があるとしたら別の潜水艦ということになります。アメリカ海軍はロシア、中国などの潜水艦は常に場所を確認していますので、ぶつかる可能性は低いかもしれません。同盟国の潜水艦はお互いに分かるシステムになっているようです。
問題は浮上する時です。数年前ハワイ沖で大きな事故を起こしました。潜望鏡で360度確認してから浮上するのですが、見落とすことがあるんでしょうね。
浮上して航行中にぶつかることもよくあります。相手からは黒くて低い潜水艦は発見しづらいのでしょう。本来は潜水艦側が注意しなければなりません。とはいっても潜水艦も構造上見張りをしづらい形ですので事故が度々起きるんでしょうね。
飛行機に似た感じの操縦席です。
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May 23, 2007
この写真はイギリスが現在建造中の新型原子力潜水艦アスチュートの想像図です。来年2008年に就役予定だそうです。
驚くのは最大25年間燃料の補給がいらないということです。艦の設計寿命が25年だそうなので、この潜水艦は退役までまったく燃料補給を受けることがないことになります。なお、この想像図にスクリューが無いのは、潜水艦のスクリューは軍事機密だからだと思われます。
現実にはもちろん不可能ですが、25年間海にもぐりっぱなしも可能ということですね。ただし、人間が乗るわけですからそれは無理ですが。アメリカの原子力戦略ミサイル潜水艦は3ヶ月間海にもぐりっぱなしといいます。乗組員の健康を考えるとそのくらいが限度なのかもしれません。
日本には現在原子力船というのは1隻もありません。一時試験船を作りましたが失敗に終わって以来そのままです。日本が核兵器を持つことは無いと思いますが、原子力潜水艦は持ちそうな気がします。中国の動向しだいですが。
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May 20, 2007
アメリカのホワイトハウスに、シチュエーション・ルームというのがあります。何かの事態が発生した時に会議が行われる場所です。国家の緊急事態の場合召集される国家安全保障会議(NSC)が開かれる場所でもあります。ここでイラク戦争の決定などが行われるわけです。安倍総理も日本版NSCを官邸に置くようですね。
そのシチュエーション・ルームが改装されて、アメリカ東部時間の18日にオープンしたそうです。意外と狭いと思われるのではないでしょうか。ホワイトハウスはそれほど大きな建物ではないため、ほとんどのオフィースが狭いのです。おそらく日本の総理官邸の方が数倍広いでしょう。千人以上いるホワイトハウス職員の多くは近くのビルで働いています。それでもかなり窮屈らしいです。
日本の霞ヶ関は古くなるとすぐ新しいビルを建てますが、アメリカの官庁は古いものを大事に使っています。官僚国家日本と、民主主義国家アメリカの違いでしょうね。無駄な予算は議会が認めてくれません。大統領もホワイトハウスの予算は抑え、国防費の方からいろいろ捻出しているようです。軍の最高司令官でもありますからね。
ブッシュ大統領のテープカット。
立派ですが広くはありません。ここで重大な決断が下されます。
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May 13, 2007
アメリカのチェイニー副大統領が、ペルシャ湾で活動している空母攻撃群の中の航空母艦USSジョン・C・ステニスに乗艦しました。今、ペルシャ湾では2つの空母攻撃群が活動していて、アフガン戦争、イラク戦争、そしてイランへのけん制を行っています。
↑ペルシャ湾で活動する空母USSジョン・C・ステニス(CVN-74)。
↑ヘリコプターでチェイニー副大統領は空母に乗り込みました。
↑たくさんの乗組員の中で副大統領の演説です。ここは格納庫です。
↑アメリカ海軍も演出が上手ですね。副大統領の後ろにはF/A-18ホーネットがカッコよく並べられています。こういう風にして、副大統領の威厳というものを表すんですね。
演説の内容はイランに対する非難だったようです。イランはもし何かあったらホルムズ海峡を封鎖するなどと発言しています。つまり石油が止まるわけです。チェイニー副大統領はアメリカの強力な軍事力でそんなことはさせないと演説の中で述べていました。アメリカにとっては北朝鮮よりイランの方が問題なのかもしれません。
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May 07, 2007
現在アメリカ空軍の戦術攻撃機はF-16C戦闘機が担っています。元々は高価なF-15を全部に配置するには予算がかかりすぎるということで、F-15の代替の役割で開発された軽戦闘機でした。ところが運動性能がよく、攻撃能力も持っていたため、今ではF-16の方が主力戦闘機のようです。日本にも青森県三沢基地に配備されています。
写真は満載の装備で離陸するF-16C戦闘機です。中距離空対空ミサイル「アムラーム」×2、短距離空対空ミサイル「サイドワインダー」×2、レーザー誘導爆弾×4、大型燃料タンク×2と、フル装備です。この装備を見ると、かなりの長距離攻撃なのがわかります。
それにしても、これだけの装備を翼の下に吊り下げて、よく飛べるものだと不思議に思います。翼の揚力というのは、この状態でも有効なんですね。エンジンの出力が強いというのが最大の理由だと思いますが。この状態で敵戦闘機に遭遇した場合は、爆弾、燃料タンクを捨てて、ドッグファイトとなるわけです。ボタン一つで攻撃モードから戦闘モードにコンピュータが切り替わり、画面表示も変わります。パイロット1人でいろいろこなさなくてはならないので大変でしょうね。
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May 04, 2007
広い航空母艦の飛行甲板といえども、大型戦闘機を70機も抱えているわけですから、それらを綺麗に効率よく並べるのは難題です。ITの発達したアメリカ海軍のやることだからコンピュータで管理しているだろうと思いきや、これはスタッフの熟練による腕にかかっているのです。
写真は航空母艦のどこに航空機を置くかを決める「司令室」です。テーブルが飛行甲板になっていて、その上に航空機の模型というより形をかたどった「板」がおもちゃみたいに置かれています。その「板」の上には燃料給油が必要なものはこのボルトという具合に、ボルトやナットが置かれます。前近代的なやり方ですが、これが一番効率がいいそうです。
ハイテク化されたアメリカの航空母艦でも、やはり人間の方が優れている部分がたくさんあるようです。
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May 03, 2007
航空自衛隊の支援戦闘機F-2は、他の国では見ることの少ない色の塗装をしています。写真をご覧になれば分かると思いますが、青を基調とした迷彩色なのです。
これには理由がありまして、F-2は洋上で敵艦隊を攻撃するのが主任務となっています。いわゆる水際作戦です。そのため水平線を利用して、電波の届かない超低空飛行をしながら敵艦隊に近づき、対艦ミサイルを発射するという攻撃方法をとります。そのため上から敵戦闘機に発見されにくい色、青を選んだというわけです。四方を海に囲まれた、日本らしい発想です。
私は最初F-2を見た時に「何じゃこの色は~」と思いましたが、慣れれば結構かっこよく感じるから不思議です。この戦闘機はF-16C戦闘機を基本に日米協力のもと作られたものなのですが(アメリカが日本の自主開発を許可してくれなかった)、なんと120億円もします。F-15Jより高いのです。本家のF-16Cより一回り大きくアビオニクス(電子機器)も最新型です。三沢基地と築城基地に配備されています。写真は千歳基地航空祭のものです。
コックピット部分。
全体像。
後ろから。
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May 02, 2007
アメリカ軍や航空自衛隊など、ほとんどの国の軍用機の塗装はロービジリティ(低視認性)になっています。敵に発見されにくくするためです。昔のアメリカ海軍機は派手な塗装でした。それがマニアの間では人気でした。今ではみんなグレーです。
次の写真にはアメリカ空軍の曲技飛行隊サンダーバーズのF-16戦闘機が6機写っています。しかしよく見ると、中央にもう1機戦闘機がいることが分かるでしょうか。写真をクリックすると大きくなります。
実は中央にF-22Aラプターが飛んでいるのです。このようにロービジリティがいかに大事かが分かります。
ところで嘉手納基地に来ているF-22Aですが、やはり航空自衛隊が興味を示し、沖縄周辺で那覇基地のF-4EJファントムと小松基地のF-15Jイーグルとによって演習が行われるそうです。F-22Aの実力を見てみたいのでしょう。
また、防衛省はアメリカ国防総省に対しF-22の情報提供を正式に求めました。実はF-22はアメリカの国内法により国家機密となっていて、それを解除しないと情報提供はできないことになっているのです。おそらく、日本には解除するでしょうが、そこでの駆け引きにより値段が変わってくるので、防衛省も必死のようです。だいたい1機250億円もするとのことです。F-15Jが約100億円なので、いかに高い戦闘機なのかがわかります。こんな高い戦闘機を買えるアメリカの同盟国は日本くらいしかないでしょう。また、国債の発行が増えそうです。
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Apr 28, 2007
2008年、米海軍横須賀基地を事実上の母港とする米海軍空母USSキティ・ホーク(CV-63)が退役するため、新しく配属されるのが原子力空母USSジョージ・ワシントン(CVN-73)です。まだ4月ですが、その準備は着々と進められています。写真はドック入りし、整備を受けるジョージ・ワシントンです。
ジョージ・ワシントンが就役したのが1992年ですので、もう15年もたっています。おそらく最新の電子機器やレーダーへの取替え作業などが行われるのだと思います。日本でも整備は出来ますが、大規模なものは出来ません。一度日本へ派遣されるとアメリカ東海岸にあるドックへは戻ってこれません。ここで完全装備を実施するものと思われます。
冷戦時代は、大西洋と比べると手薄だった西太平洋ですが、今はこの西太平洋とインド洋を管轄する米海軍第7艦隊が一番充実した装備を持つようになりました。日本にも防衛費の引き上げ要求圧力が増すことと思われます。
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Apr 27, 2007
航空自衛隊の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」は皆さんご存知かと思います。実は、航空自衛隊にはもう一つ曲技チームがあるのです。その名は「ブルーインパルスJr.」。今ではブルーインパルスと共に各地で展示走行を行っています。
もともとは、整備士達が勤務時間外に集まって作り、面白半分で始めたことでした。それが観客に受けてしまい、今では航空自衛隊に非公式ですが認められた存在になっています。千歳基地航空祭にも来るのですが、場所が確保できず、なかなか見ることができません。本物並みの人気です。「パイロット」は整備士です。
位置について~
隊列走行!
色つき煙噴射~
編隊離脱~
本物のT-4と変わりません(よね)。(; ̄ー ̄)...ン?
やはり本物と見分けがつきません(よね)。Σ( ̄Д ̄;)なぬぅっ!!
世界の空軍に曲技飛行チームがありますが、このような「ジュニア」があるのは日本だけでしょう。日本人のサービス精神と物づくりが好きなところが現れていると思います。ヘルメットは本物で、市販のトランシーバーをつけているそうです。整備士の皆さんに「敬礼!」。
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Apr 25, 2007
米海軍の曲技飛行チーム「ブルーエンジェルス」のF/A-18Aホーネット戦闘攻撃機が21日、サウス・カロライナ州ビューフォート海兵隊基地で行われた航空ショーでの曲技飛行中に墜落した事故ですが、操縦していて亡くなったパイロットの名前が海軍より公表されました。ケビン・J・デイビス少佐(32)です。
デイビス少佐は海軍入隊11年で、アフガニスタン軍事行動にも参加しています。2005年に米海軍の曲技飛行チームに参加し、去年はナレーターとして航空ショーに参加。曲技飛行を披露するのは今年が最初の年だったそうです。事故後、デイビス少佐を除いた残りの5機の機体は問題なく着陸しました。海軍では現在、事故原因を調査中です。
一方、墜落現場ですが、8軒の家屋に被害が出て、8人が負傷したそうです。負傷者は命に別状はないとのことです。最小限の被害で済み、死者が出なかったことはなによりです。
航空ショーは予定通り22日も開催され、デービス少佐の追悼公演となったそうです。
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Apr 22, 2007
アメリカ東部時間21日に起きたF/A-18Aブルーインパルス墜落事故の続報です。
機体は基地から約5km離れたところに墜落。民家や車両に被害があり、負傷者もいる模様です。パイロットは残念ながら亡くなりました。原因は不明ですが、基地の管制官は鳥を吸い込んだのではないかと話しているそうです。
墜落2分前の写真
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速報!
アメリカ東部時間4月21日、アメリカ海軍の曲技飛行隊ブルーエンゼルスのF/A-18Aが、サウスカロライナ州のビューフォート海兵隊航空基地での航空ショーの最中に墜落した模様です。
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Apr 20, 2007
米海軍第5空母航空団(CVW-5)の各飛行隊の航空機が富士山をバックに飛行しているところです。なんだか綺麗な写真なので載せてみました。
Clickで800×600pxになります。
CVW-5は横須賀基地を事実上の母港とするUSSキティ・ホークの艦載機の航空団です。キティ・ホークが港にいるときは、厚木基地にいます。この写真の各機をよく見ると、とてもカラフルな塗装ですので、おそらく飛行隊長機だと思われます。隊長機以外は地味なグレーです。また、実戦の時は隊長機もグレーに色を変えます。
航空機は左からE-2早期警戒機、C-2輸送機、EA-6電子戦機、F/A-18F戦闘攻撃機(艦隊防空担当)、F/A-18E戦闘攻撃機(長距離攻撃担当)、F/A-18C戦闘攻撃機(攻撃担当)2機となります。このうち近い将来EA-6はEA-18Gに、F/A-18CはF-35に交代予定です。
このようにヘリコプターの飛行隊を除く各飛行隊の隊長機が、富士山をバックに記念撮影を撮ると言うのは、凄いサービスです。もしかすると、来年の米海軍のカレンダーかポスターに使われるのかもしれません。
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Apr 19, 2007
Apr 18, 2007
先日、無人戦闘攻撃機X-45Aをご紹介したのですが、もっと凄いものが研究開発中でした。
写真は米防衛高等研究計画局の支援の元でボーイング社が研究開発中の無人戦闘攻撃機「X-45C」。X-45Cは前身となる小型実験機「X-45A」での研究成果を踏まえた上で開発されたフルスケールの実験機です。全長は11.88m、翼幅は14.93mあり、ほぼF/A-18ホーネット戦闘攻撃機と同じ大きさがあります。
実験機ながらも精密誘導SDB爆弾が8機の他に250ポンド爆弾やJDAM爆弾などを装備可能です。ボーイングでは空中給油能力に関してもこの機体を使って実験するそうです。その上で、米海軍向けに空母からの離着陸が可能な本格的な無人戦闘攻撃機を生産する方向で動いています。
いよいよSF映画が現実となり始めました。前回も無人の戦闘攻撃機は卑怯だとのご意見をいただきました。でも、現実はここまで進んでいるんですね。ただ、私には一つ疑問があります。「制御された墜落」といわれる空母への着艦が無人機に出来るのだろうかと。あれこそ人間が持つ神業みたいなものです。それも可能ならば、怖い世の中になろうとしていますね。
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Apr 14, 2007
この写真はある陸軍兵士の命を救った奇跡のiPodです。
イラク駐留のアメリカ陸軍兵士が、いつものようにティクルート付近のパトロール任務に出かけました。パトロールの途中、兵士が建物の物陰に入ったところで突然、AK-47自動小銃をもったテロリストに出くわしたのです。お互い1mも離れていない至近距離で。すぐに銃撃戦が始まりました。アメリカ陸軍兵士は何とか無償でテロリストを倒すことが出来たそうです。
その後、兵舎に帰ってポケットからiPodを取り出してみて、初めて自分が撃たれていることに気づいたそうです。iPodが兵士の命を救ったのです。iPodがなけれな、おそらく兵士は戦死していたでしょう。
その陸軍兵士はケビン・ギャランドという歩兵です。
iPodが意外に丈夫なのが分かりました。それとパトロール任務中にiPodを持ち歩くことが許されているというのも、アメリカらしい話です。命を救ったとはいえ20GBのiPod、もったいないですね。(^_^;)☆\(- - )
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Apr 13, 2007
米海軍の最高機密情報に対するアクセス権をもっていたプログラマーが開発を担当していた第6艦隊の潜水艦群のコンピューターに、悪意のプログラムを潜ませたために、2006年5月に第6艦隊の潜水艦が機能停止状態に追い込まれていたことが明らかになりました。
最高機密のコンピューターに悪意のプログラムを潜ませていたのは、リチャード・F・シルベスター容疑者で、彼は自身が経営するシステム開発会社「アレス・システムズ・インターナショナル」が海軍のシステム開発プロジェクトから外されてしまったことから逆上、海軍のコンピューターシステムにわざとシステムがダウンするように悪意のプログラムを組み込んだそうです。
その結果、第6艦隊の潜水艦のコンピューターシステムは5台ある内、3台がダウン。結果的に潜水艦の運行に深刻な障害をもたらしました。5台ある全てがダウンしていた場合には第6艦隊の潜水艦はお互いの位置が判らなくなり、大事故につながる可能性もあったそうです。
コンピュータの恐ろしい一面ですね。プログラマーも人間ですから何をしでかすか分かりません。1人のプログラマーの悪意によって、巨大なシステム、たとえば電力なんかもダウンさせることが出来るわけです。たとえば東京電力はプログラムをNECなどの大手に発注します。しかしNECはそれを下請け孫請けに出しているわけです。どこで何が行われるか分かりません。信頼するのみです。
今のところこのような事件の防止策は無いようです。膨大なプログラムをチェックする方法が無いからです。コンピュータによりとても便利な社会に暮らしていますが、危険と隣り合わせでもあるわけです。
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Apr 12, 2007
次の写真は、昨日お伝えした最新鋭戦闘攻撃機「F-35ライトニングII」用のアビオニクス実験機です。
アビオニクスとは、航空機に搭載されるレーダーや航法関連の電子機器全般のことを指す用語です。
ボーイングB737-300型旅客機を改造して作られたこの実験機(CATB)にはF-35とまったく同一のアビオニクス機器とコックピットが搭載されたおり、実際に飛行状態にあるF-35の機器の状態を完璧に再現することが可能になっています。この実験機から得られたデータを元にして、F-35に搭載しているアビオニクス関連のハードウェアやソフトウェアの検証を進めるわけです。
昔と違い今の戦闘機はコンピュータの塊です。こういう特殊な実験機を作り、いろいろ検証して、ハードウェア、ソフトウェアを開発していくんですね。それでもF-22のように日付変更線を超えたら航法関係のコンピュータがダウンしてしまうという事件もありました。Windowsや自宅のパソコンもそうですが、コンピュータはまだまだ発展途上なのかもしれません。
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Apr 11, 2007
皆さんあまりご存じないかもしれませんが、今、盛んにテスト飛行をし、実戦配備に向け開発中の戦闘攻撃機があります。「F-35ライトニングII」です。実戦配備されれば、世界一生産量の多い戦闘攻撃機になる予定です。
このF-35は2006年12月16日に初飛行をした、出来立てホヤホヤの戦闘攻撃機です。もちろんステルスですのでご覧のように少し不恰好です。開発予算総額は2750億ドル(33兆円)。巨大プロジェクトです。国防総省では2400機のF35の製造を予定しています。老朽化してきた空軍のF-16、海軍のF/A-18、海兵隊のハリヤー垂直離着陸機と置き換えられる予定です。
そのほかにもイギリス、オランダ、カナダ、オーストラリアが正式に契約し、トルコ、イタリア、ノルウェー、デンマークも近く契約する見込みです。
F-22は制空権を握るための純粋な戦闘機ですが、F-35は空中戦もこなせますが攻撃力に主眼がおかれたもので、F-22より小型な機体です。日本の次期戦闘機(FX)候補にもF-22とともに上がっています。それにしても戦闘機ってお金がかかりますねぇ。
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Apr 10, 2007
イラク戦争で陸軍が乗っている大型四輪駆動車ですが、正式名をM1114ハンヴィーといいます。映画「ブラックホーク・ダウン」の中で、敵陣に墜落したヘリ、UH-60ブラックホークの乗員を救い出すために走り回っていた車です。現代版のジープですね。
M1114 ハンヴィー
今まではこのハンヴィーの天井に機銃を置いて、イラクを警護していました。ところが、その機銃操作の陸軍兵士が狙撃手に狙い撃ちされるという事故が多発。そこで、陸軍はハンヴィーの屋根に囲いをつけました。
M1114 ハンヴィー 狙撃手防御付き
しかし、今のイラクではこれでもまだ犠牲者が続出しています。この車は地雷と自爆テロには対応できないのです。陸軍は別の車を用意するしかなくなりました。それが、今導入準備を進めているM1117装甲車です。下の写真がそれです。通常の治安維持活動にこんな装甲車まで持ち出さざるを得ない状況に陥っているということです。
M1117装甲車
このM1117装甲車の場合、普通の装甲車と異なり車体の上部や側面だけでなく下部にも装甲が装備されており、大量の爆弾を抱えた自爆テロの攻撃や、地雷の爆発、小型ロケットミサイルの直撃を受けても乗員の安全性は確保されるそうです。それほどイラクの治安は最悪の状況であるということです。イラクにいつ平和が訪れるのでしょう。
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Apr 07, 2007
世界初のステルス戦闘機であるアメリカ空軍のF-117Aナイトホークが2008年までに完全に引退させる計画だそうです。約60機作られました。
F-117Aは1976年に極秘に開発が開始され、1982年に実戦配備されたステルス戦闘機です。1991年の湾岸戦争やイラク戦争で活躍しました。コソボ紛争では1機撃墜されています。
戦闘機としてはとても早い引退です。考えられるのが、ステルス性がもはや古く、維持管理が大変なのと、空中戦能力がまったく無いため、敵戦闘機に見つかると対処しようがないというのがあげられると思います。
形状が特殊で、ダースベーダーでも乗っていそうな戦闘機でした。こんな形で空を飛べるんかい、と思ったものです。湾岸戦争前は夜しか飛ばさず、ずっと機密扱いの戦闘機でした。私もこの戦闘機を知ったのはだいぶ後になってからです。でも、こんな変な戦闘機でも引退となると寂しい気持ちになります。日本で購入してはいかがでしょう。
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Apr 06, 2007
この写真はカリフォルニア州ポイント・マグレー海軍基地航空ショーに飛び入り参加したF-22Aラプターのものです。
このF-22は煙を吹き上げていますよね。これは「ウィングティップ・ヴォルティクス」と呼ばれる自然現象です。飛行機雲と同じ原理です。高速で飛行するジェット機などの場合、翼の先端部分では空気の圧力が急激に変化します。この圧力の急激な変化が飛行機雲の発生源となるのです。
別の写真です。
同じ現象はまた、写真のようにジェット機が急激に姿勢を変えることでも発生します。、このF-22の場合は、ベクターノズル(エンジンノズルが丸くなく、上下に動くようになっている)を使って強引に機体の姿勢を変えたのだろうと思われます。それによって、機体の上部の空気圧が急激に減少し、大量の飛行機雲を発生させる結果となったようです。これほど見事なウィングティップ・ヴォルテックスはとても珍しいそうです。
この写真を見ただけでもF-22は、ドッグファイト(空中戦)でも相当な機敏性と高機動性を持った戦闘機だということが分かります。F-22Aラプターは、やはり世界最強の戦闘機のようです。
普通はこのくらい。 (F/A-18Cホーネット)
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