Dec 29, 2007
NASAは27日、来年の1月10日に予定されていたスペースシャトル「アトランティス」の打上げを延期したことを正式発表しました。
アトランティスは当初、12月7日の打上げが予定されていましたが、外部燃料タンクに燃料ゲージの不具合が見つかったため、12月8日に延期。12月8日には更に、1日伸ばして12月9日へと延期されましたが、故障箇所の修復には至らず、2008年1月10日へと再三延期となっていました。
NASAは、外部燃料タンクに生じた故障箇所の特定を行うために12月20日に外部燃料タンクへの液体酸素燃料注入実験を実施。その結果、故障箇所の大まかな特定はできたものの、どの部品で故障が生じているのかについてまでは特定はできませんでした。
NASAでは故障が生じていると思われる外部燃料タンクの燃料ゲージ用のコネクター部分を取り外した上で、アラバマ州にある試験センターに送って再調査を行う方針。これらの試験を経て外部燃料タンクが完全に復旧するにはまだ、数週間はかかる見込みだそうです。
アトランティスの打上げが遅れると、日本の実験棟「きぼう」の打上げスケジュールも狂ってくるのではないでしょうか。はたして、スペース・シャトル計画終了の2010年までに国際宇宙ステーションが完成するのか、不安になってきました。
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Dec 26, 2007
写真は新有人月着陸船「アルテア」の想像図です。アポロ計画での月着陸船「イーグル」に相当するものです。アポロでは2人乗りだったのが3人乗りになり、月での有人活動を支援するための貨物を搭載するためのスペースも増え、大型化しています。
更に、もう一つの大きな特徴はアポロ計画の月着陸船の操縦が完全なマニュアル方式だったの対して、この有人月着陸船は無人の状態でも月まで飛行して着陸を行うことが可能です。
上の写真は月着陸前のオリオン宇宙船とドッキングしているところの想像図です。計画が順調に行けば2020年に現実となる予定です。
ん?これってアポロ計画と全然変わらないですね。中身は自動化され大型化していますが、見た目はアポロと同じです。よくこういうプラモデルで遊びました。新アイディアは出なかったのか、出すだけの予算が無かったのか、アポロ計画が素晴らしいものだったのか・・・。スペースシャトルの方が古いですが凄いですね。
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Dec 19, 2007
ここにきてアメリカ連邦議会でスペースシャトルの退役問題を見直すべきではという論議が起こり始めました。
NASAのスケジュールではスペースシャトルは2010年末で退役し、後継の次期有人宇宙船「オリオン」が完成するのが2015年となっています。その空白の5年の間の国際宇宙ステーションへの移動は、ロシアのソユーズを利用することになっています。
連邦議会下院では、それではまずいのではないかということになり、スペースシャトルの運用を2013年まで延長し、オリオン宇宙船を2013年完成に前倒しすることで、5年間の空白期間を解消するという案が出ています。また、オリオン宇宙船の完成前倒しが難しい場合は、スペースシャトルを2015年まで延長することも検討すべきと述べているそうです。
NASAは現行のスペースシャトルは老朽化が目立ってきており、2010年以降も運用を続けることは安全性を確保する観点から困難だとしています。
アメリカも日本に負けずドタバタ劇をやっていますね。こういうことは、もっと早くに計画し実行していかなければならないことなのに、いまさらそんなこと言われてもという感じですね。本来ならもっと早くに予算をつけて、スペースシャトル計画の再構築をやっておくべきでした。この先どうなるのでしょう。
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Dec 12, 2007
NASAは、2020年までに人類を再び月に送り込むと同時に、月に有人基地を建設する方針を表明しました。会見で「我々の使命は月に町を作り、火星にタイヤの跡を残すことにある」と述べ2020年までに月の南極に有人宇宙基地を建設する計画で、準備を進めているこということです。
NASAが今回、明らかにした新しいタイムテーブルによると、2010年をメドに国際宇宙ステーションを完成させると同時に、現在のスペースシャトルを引退させる。その後、2010年からはスペースシャトルに代わる新しい有人宇宙船の開発に予算を集中させ、2015年3月をメドにして次世代有人宇宙船を完成。2016年までにこの新しい有人宇宙船の運用を開始し、その後の4年で人類を再び月に送り込むと同時に、月面に有人宇宙基地を建設するというものです。
アポロ計画時の写真
人類は1972年に月まで往復旅行したアポロ17号を最後にして既に35年間も誰一人として月に足跡を記してはいません。2020年に人類が再び、月に降り立つことができればアポロ17号以来、実に48年ぶりの歴史的な出来事となります。
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Dec 10, 2007
当初12月6日打上げ予定でしたスペースシャトル「アトランティス」ですが、3度の打上げ延期の結果9日に打上げ予定でした。しかし、問題が解決せず、来年の1月に打上げと大幅に予定がずれ込んでしまいました。
問題はスペースシャトルの外部燃料タンクに燃料が注入されているにもかかわらず、4つある燃料計のうち、1つが正常な計測値を示さなかったことにあるようです。こういうことは以前にもあり、容易に修正可能と見ていたようですが、打上げ日時を3回延期したにもかかわらず修正にはいたらなかったようです。
今回問題が見つかった燃料計は、非常時にスペースシャトルのメインエンジンの噴射を停止するために使われるセンサーに直結した部分となり、緊急対応時の要となる機構だそうです。
燃料計が正常に機能しなくても打上げを行うことは技術的には可能だそうで、NASAの技術部門は打上げに同意を行いましたが、最終的に、ステーブン・フリック船長が同意しなかったとめ、今回の打上げ延期になったようです。
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Nov 26, 2007
今皆さんがカーナビなどでお使いのGPS。これはアメリカ国防総省が管理運営している軍事衛星なのです。ですから、アメリカの都合により止められるかもしれません。戦争が近くで起きれば精度を下げられる恐れもあります。
そこでEUは、自前のGPSを持とうとして始まったのが「ガリレオ計画」です。30基の衛星ネットワークが発する電波信号をユーザーが地上で受信し、地上での正確な位置と時間を知ることが出来るというものです。GPSより精度が勝るといわれています。GPSは軍事用の電波信号は正確ですが、民間用は精度を落としています。
ガリレオ衛星の製作現場
ところが各方面でコストがかさみ、破綻の危機に陥っていました。EUはその救済処置として、今回24億ユーロ(約3860億円)の予算の拠出を承認したといいます。当初は2008年に予定されていた衛星の打ち上げは、新計画では2013年に延期されました。まだ紆余曲折がありそうです。
ところで日本はGPSに頼りっきりですが大丈夫なんでしょうか。アメリカもいつまでも無料で使わせてくれるとも思えません。政府はその辺の話をアメリカ側にしているのでしょうかね。カーナビがただのテレビにならないことを祈ります。
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Nov 16, 2007
写真はボーイング社が現在開発中のNASAの次世代有人宇宙船「オリオン」用の大気圏再突入用耐熱フィールドです。一見すると正円のように見えるますが、オリオン宇宙船はただ単に地球へ再突入するのではなく、微妙に角度を調整しながらアメリカ本土内に設けられた着陸地点に正確に降下する必要があるため、大気圏再突入用耐熱フィールドには設計の段階でわずかながらも偏向するように角度が付けられてます。
アポロ宇宙船はカプセルを回収するために海軍の空母を派遣しましたが、オリオン宇宙船は予算上の理由からカプセル回収のために空母を派遣するだけの財政的な余裕はなく、カプセルは全て米国本土内の特定地点に着陸することになっています。
見た目にはアポロ時代に戻ったような感じです。もちろん技術的にはものすごい進歩を遂げているのでしょうが、スペースシャトルのような、SF映画的な宇宙船ではなくなってしまいました。軍事にお金がかかりすぎていますからね。2015年打ち上げを目指しているそうです。
お時間のある方はこちらの動画をご覧下さい。
わが街が15日に「初積雪」を観測しました。写真はこちら。
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Nov 15, 2007
NASAが国際宇宙ステーションの船外活動で利用している「EMU」と呼ばれる最新型宇宙服の生命維持装置の内部から「煙の匂い」がしていることが判明、原因が究明されるまでEMUの利用を中止する決定が下されていたことがNASAの発表により明らかとなりました。
EMUから煙の匂いがしていることが判明したのはジョンソン宇宙センターで行われていた船外活動トレーニングの際、係員が宇宙飛行士にEMUを装着した時、内部から煙の匂いがしていることに気が付いたそうです 。
NASAでは、改めてEMUの試験を実施したましたが、試験の際には一切の問題は見られず、これまでのところジョンソン宇宙センターで行われた船外活動トレーニングの際になぜEMUが煙の匂いを発したのか、原因の特定ができていない状況が続いています。
現在、NASAではこれ以外の宇宙服用の生命維持装置は利用して行っておらず、原因が解明されるまで、国際宇宙ステーションでの全ての船外活動は中止に、また、来月までに原因の解明ができない場合には、予定されているスペースシャトル「アトランティス」の打ち上げも中止となる見通しです。
来年打上げ予定の日本の実験棟「きぼう」の宇宙ステーション設置スケジュールに狂いが生じそうです。スペースシャトルは2010年で打ち切り予定なので、早く原因が究明されることを願います。
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Nov 14, 2007
JAXAとNHKは、高度約100kmの月周回観測軌道に投入した月周回衛星「かぐや」からハイビジョンカメラ(HDTV)による「地球の出」の動画撮影に世界で初めて成功しました。この写真は約38万km隔てた遠い宇宙から地球をハイビジョン撮影したものです。
「地球の出」というのは、月周回衛星「かぐや」やアポロ宇宙船のように月のまわりを回る衛星で見られる現象であって、月面上に立つ人間からは地球は絶えずほぼ同じ位置に見え、地球が地平線から昇ってくるような「地球の出」を見ることはできないそうです。そういわれると、月の表側は絶えず地球の方を向いていますものね。逆に月の裏側にいると、地球はまったく見えないということになります。
こちらの写真は「地球の入り」です。「地球の出」は月の北極付近から撮影したもので、こちらは南極付近から撮影したものです。望遠を使っていますね。地球の上が南極です。オーストラリア大陸がさかさまに見えます。
人間はこの青い小さな星に国境線を引き、戦争など争いごとをしたり、欲望に駆られ人を傷つけたり、傷つけられたり、また、環境を破壊したりしているわけですね。実際の目で宇宙から地球を見たら、人生観が変わるかもしれません。
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Nov 12, 2007
国際宇宙ステーションは必ず飛行士が残っていますが、いろいろ仕事があって忙しそうです。ヒューストンのジョンソン宇宙センターに24時間見張られているというのも私なら苦痛かもしれません。
今回は先日、スペースシャトル「ディスカバリー」により移送された結合モジュール「ハーモニー」を、アメリカとロシアの宇宙飛行士2人が、7時間におよぶ船外活動を行い、国際宇宙ステーションにドッキングする作業を行ったそうです。まだドッキングはされてはおらず、数日かけて所定の場所にドッキングさせるようです。
この「ハーモニー」は廊下みたいなもので、これに12月打ち上げ予定のスペースシャトル「アトランティス」が欧州実験棟「コロンバス」を移送し、ハーモニーに結合させ、また、日本の実験棟「きぼう」は来年2月と4月に分けてスペースシャトルで移送され、「ハーモニー」に結合させるそうです。「ハーモニー」は重要な施設であるということですね。
宇宙飛行士も大変な職業ですね。連続長時間働く体力と気力、あと英語力が必要です。病気には絶対なってはいけませんしね。医者がいません。分刻みのスケジュールでしょうし、重力の無いところで眠るのも大変そうです。私にはなれません。(;><)
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Nov 11, 2007
中国は、2020年までに20トン規模の国産宇宙ステーションを地球の周回軌道に乗せることを目指しているそうです。中国の急速な宇宙開発は凄いですね。日本は完全に遅れをとるのではないでしょうか。
中国は本当は米、露、日、欧州諸国が共同で運営している国際宇宙ステーション(ISS)へ参加したかったようです。しかし中国の宇宙開発計画を自国の衛星システムに対する潜在的脅威と見なす米軍や一部米議員は、中国のISSなど宇宙協力参加に反対してきたという経緯があります。
中国は、アメリカに対抗するためには、自国で宇宙ステーションを作るしかなかったようです。既にアメリカと中国は安全保障の面では対立しています。アメリカはなんと言っても超大国です。中国は逆らわず、軍備増強などをしなければいいのですが。大国意識がそうさせないのですね。困ったものです。
月探査衛星「嫦娥1号」を打上げた時の「長征3A」ロケット
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Nov 09, 2007
スペースシャトル「ディスカバリー」は米東部標準時で7日午後1時1分、米フロリダ州にあるケープケネディー宇宙センターに無事に着陸いたしました。\(^O^)/
合計15日間(内、国際宇宙ステーションでの作業は11日間)に及んだ今回のミッションでは、年末から来年初頭にかけて打ち上げ予定の欧州(ESA)と日本(JAXA)の実験モジュールを国際宇宙ステーションにドッキングするための中間モジュール「ハーモニー」の運搬・設置と、欧州と日本の実験モジュールに必要な電力を供給するためのソーラーパネルの展開作業などが実施されました。
ソーラーパネル展開作業では、展開の途中でパネルの一部が破損。破損したソーラーパネルを修復するために危険性の高い船外活動が実施されるなど、ニュースにはなりませんが、けっこう波乱に満ちたミッションだったようです。
破損したソーラーパネル
修理する宇宙飛行士
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Nov 06, 2007
下の写真は宇宙観光旅行用に地球の準軌道まで到達可能なサブ・オービタル宇宙旅客機の開発を進めている米ロケットプレーン・グローバル社が公開した開発中の「ロケットプレーンXP」の完成予想図です。
小型ビジネスジェット機のように見えますが、機体後部には機体サイズには似つかわしくないGE製のJ85ジェットエンジンを装備。高度12kmまではこのジェットエンジンの推力を使って上昇。その後は、機体本体に装備されたロケットエンジンの推力で垂直に近い角度で急上昇して高度100kmの宇宙にまで到達することを計画しているそうです。
ジェットエンジンで高度12kmまで到達するのに約40分、ロケットエンジンで高度100kmの宇宙まで到達するのに約70秒。乗客は高度100kmの宇宙に達した後、本物の微細重量環境(いわゆる無重力)を3~4分間に渡って経験することができるそうです。
実現が可能なような計画ですが、無重力を3~4分しか味わえないのはちょっと残念です。1時間くらいは体験したいものです。しかしそれでも乗ってみたい人が結構いそうですね。宇宙から地球を見てみたいという人はかなりいると思われます。問題は料金でしょうか。私が払える金額ではないことは確かなようです。
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Oct 25, 2007
アメリカ航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル・ディスカバリーが米東部時間23日午前11時38分(日本時間24日午前0時38分)、ケネディ宇宙センターから予定通り打上げられました。日本の実験棟「きぼう」の建設(来年2月開始予定)に向けた準備が始まります。
今回の飛行では「きぼう」など日米欧の複数の施設と国際宇宙ステーション(ISS)を結ぶ設備「ハーモニー」を仮設置します。廊下みたいものでしょうか。「きぼう」については来年2月、土井隆雄飛行士が部品1号である船内保管室をISSに設置する予定。4月に星出彰彦飛行士が乗るディスカバリーなど2回の飛行で完成させる計画です。
今回のディスカバリーの飛行は14日間。順調なら米東部時間11月6日未明(日本時間同日夜)に帰還する予定となっています。今回は順調な飛行のようです。今のところ問題点は出てきていません。本来こうあるべきなのですが、なかなかうまくいかないのが宇宙開発です。このまま順調に任務を終えて帰還できることを祈ります。
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Oct 06, 2007
JAXAは、9月14日に打ち上げた月観測衛星「かぐや」が4日の6時20分、月への周回軌道に到達したことを発表したました。現在「かぐや」は楕円軌道で月を周回しており、これから徐々に円形に近い形に軌道を変更して行きながら9日にはリレー衛星を分離、 12日にはVRAD衛星を分離し、19日には月観測を行うために適した高度100kmの定常観測軌道に入る予定だそうです。
「かぐや」は主衛星(月周回衛星)と、2機の副衛星(リレー衛星とVRAD衛星)から構成されており、リレー衛星は、遠月点高度2400kmの楕円軌道に乗り、月の裏側の重力場計測のため、地上局と主衛星との間の通信を中継。VRAD衛星は、遠月点高度800kmの楕円軌道に投入されて、月の周りの重力場を測る役割を担当する予定です。
JAXAではこの「かぐや」を使って、月表面の元素組成、鉱物組成、地形、表面付近の地下構造、磁気異常、重力場の観測など月の組成に関する幅広い調査を行う見通しだそうです。
日本の宇宙開発技術もかなりのレベルにあるようです。すべて順調に行ってもらいたいものですね。月の観測はこの後中国、インドも行うそうです。日中印宇宙開発競争なんていわれています。将来、月の資源の奪い合いとかが起きなければいいのですが。ちょっと心配になります。
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Oct 05, 2007
国際宇宙ステーションをいつ閉鎖するかを巡って、2015年で閉鎖を主張するアメリカと、それ以降も運用を続けたいとするロシアの間で意見の対立が生じているようです。国際宇宙ステーションは順調に進めば2010年頃に完成する予定となっており、欧州宇宙機関も、完成後5年で廃棄してしまうのは、あまりにも短絡的発想として、ロシア同様に2015 年以降も運用を継続することを主張しています。 
アメリカは国際宇宙ステーションが今や重荷になっているようです。具体的な活用計画も無く、民間企業に無料で(往復の交通費は自己負担)貸し出す提案をしています。日本は国際宇宙ステーションにかなり期待を持っていますが、アメリカは、既にやることはやってしまったのでしょう。
NASAの目標は月と火星に既に移っています。それにアフガン、イラク戦争に多額の予算がかかっています。しかし、完成して5年で廃棄というのは確かに短絡的な発想です。アメリカ以外の国も、かなりの予算をつぎ込んでいます。今アメリカに抜けられたら、維持は困難です。それでは無責任すぎるのではないでしょうか。夢の宇宙ステーションが無用の長物になってしまうとは・・・。悲しい現実です。
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Oct 04, 2007
アメリカとソ連の宇宙開発競争の幕開けとなった人類初の人工衛星「スプートニク1号」の打ち上げから今日で50年目を迎えました。直径58cmの球体をしたスプートニク1号は1957年10月4日、R-7型ロケットによって打ち上げられ57日後、大気圏に再突入し消滅しました。
この偉業は当時、ソ連と冷戦で対立していたアメリカにいわゆる「スプートニク・ショック」と呼ばれる大きな衝撃を与えました。以降、アメリカは宇宙開発の分野で大きく引き離されたソ連に追いつくために、1958年には航空宇宙局(NASA)を創立。その後はNASAの主導の元で、米ソどちらが最初に月に降り立つか、巨額な費用を投じて宇宙開発競争に乗り出していくこととなったわけです。
ソ連は1961年に宇宙飛行士ユーリ・ガガーリンの人類初の有人宇宙飛行を成功させ、宇宙開発競争は激化。そして1969年アメリカのアポロ11号のアーム・ストロングが月面を歩くこととなりました。
1957年の58cmの人工衛星から、12年で人間が月を歩いたというのは、すごいスピードで技術革新か進んだということですね。アメリカとソ連の宇宙開発競争が、いかにすさまじかったのかが分かります。今では人工衛星なんて当たり前ですし、スペースシャトルが飛び、国際宇宙ステーションが地球を回っている時代です。50年でここまで進歩したことに驚かされます。
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Aug 22, 2007
スペースシャトル「エンデバー」はアメリカ東部時間21日午後0時32分(日本時間22日午前1時32分)、フロリダ州のケネディ宇宙センターに無事帰還しました。
いろいろお騒がせのエンデバーでしたが、無事帰還できて何よりです。ハリケーンのため、予定より1日早い帰還となりました。問題の耐熱タイルの損傷ですが、NASAが写真を公表しています。
宇宙にいるときより傷が大きくなっているようですね。完全にエンデバーの機体本体が見える状態になっています。実は耐熱タイルと機体にの間には耐熱布があり、その耐熱布は焦げてはいなかったとのことです。コンピュータのシミュレーションって凄いものですね。アポロ計画の時代には考えられないことです。あの時は計算尺で数値を出していましたからね。
ということで、今回は何事も無く12日と17時間55分34秒のミッションを終了しました。でも次に何か起きないか、不安は尽きません。
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Aug 19, 2007
NASAはスペースシャトル「エンデバー」についた損傷部分を修理せず、そのまま帰還させることに決定いたしました。乗組員の同意も取ったそうです。シミュレーションの結果、損傷部分は問題は無いとの結論に達したようです。
本来は用心のためにも修理すべきなんでしょうが、場所がロボットアームが届かないところであるため、宇宙飛行士に多大な危険を与えると判断。それよりもこのまま帰還したほうがリスクは少ないとなったようです。
NASAの映像を任されているカナダの企業が損傷部分の拡大映像を公開しました。
かなり深い傷です。3cm近いそうです。エンデバーの機体本体まで数ミリというきわどい傷のようです。傷が後部なのでそれほど温度が上がらないのかもしれませんが、今回の帰還は非常に緊張するものとなりそうです。
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Aug 16, 2007
写真の矢印のところが今回傷がついたところです。車輪格納庫の後ろの方になります。
NASAは今回の傷について船外活動を実施して耐熱パネルの修理を行う必要性はないとの見解を示しました。 傷の大きさは8.75cm×5.0cmであることを明らかにするとともに、シミュレーション結果から得られたエアロダイナミクスや熱分布の状況から判断して「このままの状態で飛行を継続したとしても特に安全性には支障は生じない、楽観的に考えている」との見解を明らかにしました。
ただし、同時に船外活動を行って修理を行う可能性は完全に捨て去ったわけではない、とも述べており、今後も状況の分析を続けていくとの考えを示しました。実際に船外活動により宇宙飛行士が修理するにしても、ロボットアームがとどかない場所なので、非常に難しい作業になるようです。
このまま修理せず帰還するとしたら、コロンビアのようにならないのか、心配ですね。
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Aug 14, 2007
スペースシャトル「エンデバー」を国際宇宙ステーションから撮影調査したところ、下の面に耐熱パネルの剥離箇所が見つかりました。これはクローズアップ写真ですが、耐熱パネルの表面が欠けていることが分かります。
NASAの打ち上げを記録したレーダー・イメージによる解析では、打ち上げ約58秒後に、外部燃料タンクから剥離した氷の塊が衝突したとのことです。NASAではこの時の衝撃によりこの部分の耐熱パネルが約3インチ四方に渡って欠けてしまったのではないかと見ているようです。
とりあえず飛行は14日間に伸ばすことに決定しました。あとは修理するかどうかです。コロンビア事故もこれと同じような状態だったので、慎重に事が進められるようです。映画「アポロ13」を見ても、タイタン5型ロケットから剥がれ落ちる氷の塊は凄いものがありました。スペースシャトルの耐熱タイルは熱には強いですが、衝撃にはと弱いもので出来ています。スペースシャトルは何事も無くミッションを終えるのが難しい状態になってきていますね。
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Aug 09, 2007
アメリカ東部時間8日午後6時36分、フロリダ州ケープ・ケネディ・スペース・センターの発射台からスペースシャトル「エンデバー」(STS-118)の打上げに成功しました。予定通り(1日遅れていますが)の打上げです。
今回の飛行では、トラス・セグメントと呼ばれる建設資材を国際宇宙ステーション(ISS)に運搬してISSに設置することなど、合計11日間に渡るミッションが予定されています。また、ISSでの作業の進展状況に応じて、飛行日程は最大14日まで延長されることも予定に組み込まれているそうです。
無事に任務を遂行できるといいですね。最近は何らかのトラブルが続いています。無事に地球に帰還できることを祈るばかりです。それにしてもスペースシャトルの打上げは迫力があります。実物を見ることなくスペースシャトル計画が終了してしまうのが残念です。 JAXAで購入しないかなぁ。でも種子島へ行く機会もなかなか無いですけどね。
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Aug 06, 2007
スペースシャトル「エンデバー」(STS-118)の居住区画で発生していた空気漏れの調査・修理を行っていたNASAは5日、空気漏れの原因は当初考えられていたバルブの不良ではなく、バルブのシール部分に小さなデブリ(宇宙ごみ)痕が開いていたことが原因だったことを発表しました。この空気漏れの修理に時間を要したことからスペースシャトルの打ち上げは当初の7日から8日に延期となったことも同時に発表となり、打ち上げはアメリカ東部時間で8日の午後6 時36分に行われる予定とのことです。
5年間も格納庫で眠っていたのに、まったく調査が行われていなかったんですね。ちょっとお粗末です。デブリ痕で打ち上げ延期は初めてでしょう。そのデブリが人工物なのか自然物なのか分かりませんが、宇宙はやはり危険がいっぱいですね。果たしてこの危険な宇宙に人間が巨額の費用をかけてまで行くべきなのか考えさせられます。今では人工衛星を使って遠隔操作によっていろいろな実験ができますからね。
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Aug 03, 2007
8月7日打ち上げ予定で最終準備が進められているSTS-118スペースシャトル「エンデバー」の居住区画から空気漏れが起きていることが明らかになったそうです。わずかな量のようですが、少しでももれている場合は打上げが延期されるとのことです。
どうもスペースシャトルのシステムはもはやうまく機能しなくなってきているようですね。先日のディスカバリーも雹により打上げ延期。今回も延期になりそうな気配です。エンデバーは2002年11月23日(STS-113)の打ち上げ以来、5年近くも地上待機が続いたそうです。どのオービターもそろそろ老朽化してきているのでしょうか。
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Jul 04, 2007
今日7月4日は、アメリカ独立記念日です。といっても、これを書いている段階では、アメリカはまだ3日なので、まったく違うお話です。
昨日に引き続きスペースシャトルですが、組立工場から発射台までかなりの距離があることをご存知でしょうか。この写真の通りかなり長い道のりがあります。しかもカーブまであったりします。ここを走っているのが次の写真の機械です。
巨大な戦車のような機械です。これにシャトルを乗せて、ゆっくりと発射台まで運びます。この機械は二重になっていて、上の部分はシャトルと一緒に発射台の一部になります。そして下の部分は組立工場に帰ります。NASAも面白い方法を考えたものですね。こんな機械で移動させるなんて。単純な発想ともいえますが。
発射台にシャトルを組込むと、下の部分は帰っていきます。こういう方法をとったのは、事故が起きてシャトルが爆発した場合、組立工場まで被害が及ばないようにするためだと思われます。シャトルが引退する2010年以降は、こうした機械はどうなるのでしょうね。20年以上使用したのですから元は取れていますね。
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Jul 03, 2007
13日間の宇宙飛行を終えて、先月22日、フロリダ州の天候が悪かったため、カリフォルニア州エドワーズ空軍基地に着陸したスペースシャトル「アトランティス」は1日、ケープケネディ宇宙センターに帰還するため、専用のB747輸送機「Shuttle Carrier Aircraft」に乗せられてエドワーズ空軍基地を離陸しました。途中給油のため、何ヶ所かの空港に寄港して2日か3日にもケープケネディ宇宙センターに到着する予定だそうです。
次回のスペースシャトルの打上げがNASAより発表がありました。8月7日にエンデバーを打上げるそうです。国際宇宙ステーションの建設機材を積んでの打上げです。当初の予定より2日早いそうで、8月3日に火星探査機「アトラス」を、8月11日に軍事通信衛星を打上げる予定なので、その合間をぬった日程となったようです。
NASAというかアメリカ政府は、国際宇宙ステーションをもはや重視していないようです。目的が月や火星探査の方に移っているようです。実際に、国際宇宙ステーションのアメリカが保有している施設を、企業や他省庁に無料で貸し出す方針のようです。ただし、「旅費」は自己負担だそうです。
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Jun 27, 2007
この写真ははNASAが現在開発中のスペースシャトルに代わる次世代有人宇宙船「オリオン」の着陸の模様の想像図です。 この宇宙船は、一見すると60~70年代のアポロ計画で使われたアポロ宇宙船と似ていますが、予算上の理由から海上に着水するのではなく、このように陸上に着陸することが想定されて開発が進められているそうです。
オリオンは大気圏に再突入の後はアポロ宇宙船と同じくパラシュートを使って降下。そして地表30mくらいまで降りると今度は逆噴射ロケットを使って降下速度を時速30km位にまで減速し、そのまま地表にハードランディングさせるというかなり荒っぽい着陸方法を取るとのことです。
単純に考えるとこんなことを行わずに海洋に着水させた方が簡単に思えますが、海洋に着水させる場合には、カプセル回収のために海軍の空母機動部隊などを派遣しなければならず、艦隊派遣のための費用を考えると地上にハードランディングさせた方が遥かに安上がりになるとのことでした。
NASAのケチケチ大作戦ですが、なんだかスペースシャトルから時代が逆行するように感じます。未来の人類はアポロ→シャトル→オリオンの順番を間違えるのではないでしょうか。なんだか寂しい感じがします。
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Jun 26, 2007
先日宇宙へ行って帰還したスペースシャトル「アトランティス」が国際宇宙ステーションから離脱した後に写した最新の映像です。今回のアトランティスの任務の一つに太陽電池パネルを取り付ける作業があったのですが、うまく開いているようですね。このパネルは一つの長さが80mほどあるそうです。結構大きいものですね。
むかし、宇宙ステーションといったら、丸い浮き輪のようなものがくるくる回っているというイメージが私にはありました。現実に出来てみると、人工衛星のお化けみたいなものなんですね。しかし、人類も宇宙ステーションを持つところまできたのですね。これも冷戦が終わり、アメリカ、ロシア、EU、そして日本が協力できたからだと思います。
でも、あまり行ってみたいとは思いませんね。無重力を体験したいとは思いますが、何ヶ月もこの中に閉じ込められているのはさすがに辛いです。来年には日本が作った実験棟「きぼう」も取り付けられる予定です。公募があったら応募してみませんか?
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Jun 23, 2007

スペースシャトル「アトランティス」が米東部時間22日午後3時49分(日本時間23日4時49分)、カリフォルニア州エドワーズ空軍基地に無事着陸、地球に帰還しました。当初の予定地だったフロリダ州ケネディー宇宙センターは結局天候が回復せず、着陸地を変更したそうです。帰還を1日伸ばしたんですけどね。
アトランティスがカリフォルニアに着陸したことにより、フロリダ州ケネディ宇宙センターへの移送する費用が170万ドル(約2億円)が必要となるそうです。天候がとっても恨めしいですが、NASAも自然には勝てないようです。
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Jun 21, 2007
この写真は国際宇宙ステーション(ISS)に運び込まれた太陽電池パネルの設置作業の様子です。米東部時間で12日から13日未明にかけて7時間58分にも及ぶ長時間の作業となったそうです。 この太陽電池パネル、展開後の長さは73メートルにもなる巨大なもので、来年設置予定の日本の実験モジュール「きぼう」への給電なども賄う重要な電力源になります。順調に進んだかのように見えたこの太陽電池設置作業でしたが、宇宙飛行士がISS内部に戻り、太陽電池が展開され発電が開始されるととんでもない事態が発生しました。
ISS内の火災警報が突然鳴り響いたです。
ISSの運用を管理しているジョンソン宇宙センターでは管制官に非常召集をかけた上で、まず、火災箇所の特定を計るなどの事態の掌握に努めました。しかし、ISSの内部の乗員からは煙などの匂いはしないとの報告が上がってきます。 事態は火災よりも性質の悪いものでした。問題の原因は火災ではなく、システムの根本を管理しているロシアモジュール「ザーリャ」のコンピューターシステムの障害だと分かったのです。
ザーリャのコンピューターシステムは非常事態に備えて同系のものが3機設置されていますが、調べてみるとこの3台とも全てがダウン。ザーリャはISSの電源供給から生命維持や軌道維持までの基幹業務の制御管理を行っていますが、このシステムがダウンしてしまったのです。NASAではとりあえず、ISSの乗員をドッキングしていたスペースシャトルに避難させた上で、ロシア宇宙局と協力しながらダウンしたコンピューターシステムの復旧に乗り出しました。 その後、復旧のメドが立つのは最初の警報から丸 1日以上が経過した後でした。
さて、原因となったのは一体何なのか?
ザーリャのコンピューターシステムを開発したロシアのエネルギア社は事故後、ダウンする直前に行われていたNASAによる新しい太陽電池設置作業がコンピューターシステムの障害につながったとする見解を発表しています。 しかし、詳しい原因はまだ十分に解明されてはいないようです。宇宙での事故。怖い話ですね。
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Jun 14, 2007
スペースシャトル「アトランティス」の耐熱ブランケットの剥離部分が見つかった問題で、NASAは当初、再突入時におけるこの箇所は温度上昇は比較的穏やかで、このまま再突入を行っても乗員の安全には支障はないと答えていましたが、その後、このまま剥離箇所を放置した上で再突入をした場合には剥離箇所から機体の構造部分に熱が侵入し、地上に帰還後、大規模な修理を行わなければならない可能性が拡大する恐れが出てきたと発表しました。
地上での修理が長引いた場合には今後の打ち上げのスケジュールにも深刻な影響を与えることを懸念したNASAは、国際宇宙ステーションにドッキングしたままの状態で、船外活動を実施してこの耐熱ブランケットの剥離を修理することを決定したそうです。
この耐熱ブランケットの剥離箇所は、NASAでは最初から緩い状態であったものが、打ち上げ時の振動でこのように剥がれて捲れあがってしまったものと見ています。
ところでその場所はどこかといいますと、右の写真はディスカバリーのものですが、機体後方のロケットエンジンカバーのあたりで赤く矢印が書かれているところのようです。
この修理作業のため、当初11日間を予定していたアトランティスの飛行日程に関しても 13日間に延長されました。
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Jun 13, 2007
このところスペースシャトルの話題が続いていますが、ご勘弁願います。今度はオービターの移動についてです。先日、B787の半完成部品を運ぶためのB747-400改造機ドリームリフターのお話を致しましたが、こちらはもっとすごいです。
左の写真を見てご存知の方も多いと思いますが、なんとB747の背中にオービターを乗せて飛ぶのです。スペースシャトル初期のころは、フロリダ州のケネディ宇宙センターに長い滑走路がなかったため、カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地に着陸していました。そこからこのようにB747の背中に乗せて大陸を横断してケネディ宇宙センターまで運んでいたわけです。現在でもケネディ宇宙センターの天候が悪いときなどは、エドワーズ空軍基地に着陸しています。
自力では飛ぶことの出来ないオービターなのでこうするしかないのですが、それにしてもよくこの状態で空を飛べるものです。右の写真では、オービターのエンジン部分が空気を乱さんためにカバーがかけられているのが分かります。これだけでB747の方向舵は利くんですね。ただしB747の水平尾翼の両端には、垂直尾翼の補助翼がついています。ただの長方形の板を貼り付けるのも乱暴な感じが。NASAの予算不足がそうさせているのでしょうか。それとも空力的にこの形がよかったのでしょうか。
学生のころ、まだ実験段階でプロトタイプのオービター「エンタープライズ」がこの状態で飛んでいる姿を見て驚いたのを覚えています。あれから二十数年たつんですね。(Highslide JS使用 Clickで800pxに拡大されます)
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Jun 12, 2007
現在スペースシャトル「アトランティス」STS-117は順調に飛行し、国際ステーションとドッキングしたそうです。
そこで今回は、スペースシャトルのオービターのコックピットの写真を掲載いたします。左の写真はシミュレーターのコックピットです。最新鋭旅客機のB777と同じようなグラスコックピットになっています。もちろん二十数年前のコロンビアの時代は違いました。各オービターは順次最新設備のものに改造されています。
右の写真は本物のオービターのコックピットです。椅子と操縦桿は取り外されています。シミュレーターと同じですね。旅客機と比べるとスイッチがやたらと多いことが分かります。宇宙飛行士のパイロットはこれを全部マスターしているわけですからすごいですね。運行は機長と副操縦士の2人で行われています。
左の写真はミッション中のものです。無機質なコックピットも人が乗ると生活感が出てきますね。この写真ではあまり分からないのですが、いろいろな資料を貼ったり、家族の写真を貼ったりするそうです。下においておくと、宇宙へ行ったら資料がバラバラになってしまいますからね。シャトルの場合どこが下だか不明ですが。
こうして改造されて最新型になっているオービターですが、機体そのものの老朽化が進んでいるようです。予定では2010年にスペースシャトル計画は終了します。これらを見ていると、終了するのがもったいなく感じますね。次はアポロのようなロケット型になるのですが、軍事に予算を取られてしまい、NASAに予算が回ってこないため、いつ新型ロケットを打ち上げられるかは未定の状態のようです。
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Jun 11, 2007
現在スペースシャトル「アトランティス」は宇宙を飛行中です。耐熱断熱材が剥がれているのが発見されたようです。問題なければいいのですが。
写真はNASAが昨年10月に発表したアトランティスのペイロード・ベイ・ドアの内側に発見されたデブリ(宇宙ゴミ)の衝突痕です。大きさはおおよそ直径2.5ミリで深さは3.8センチ。スペース・デブリはシャトルが地球に帰還するためにペイロード・ベイ・ドアを閉じる直前に衝突したものとみられています。
昨年10月に行われた記者会見でNASAのジェームズ・ハーツフィールド報道官はこの衝突痕はこれまでのシャトルで見つかったもののなかでは最大のものだと述べています。 これと良く似たデブリの衝突痕は今月6日、地球の周回軌道上を飛行中の国際宇宙ステーションでも船外活動中の宇宙飛行士によって発見されているそうです。
だんだん宇宙も危険になってきました。人工衛星にデブリがいつ衝突して機能停止するかわかりません。今は通信、放送、気象など、さまざまな分野で人工衛星が活躍しています。これからの人工衛星はデブリ対策も必要となりそうです。
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Jun 10, 2007
NASAは米東部時間8日7:38PM(日本時間9日8:38AM)、ケネディー宇宙センターからスペースシャトル「アトランティス」を打ち上げ、予定通り軌道に入り成功したと発表しました。\(^O^)/
左の写真は打ち上げ前夜、A39発射台で準備中のアトランティスです。A39発射台ってすごい建築物ですね。
タンクの機能が心配されましたが、シャトル計画部長のウェイン・ヘール氏は打ち上げ後の記者会見で「カメラによる一次的な監視の結果、問題となるような断熱材の落下はなく素晴らしい働きをしてくれた」と語ったそうです。


アトランティスにはフレデリック・スターコウ船長ら乗員7人が搭乗。国際宇宙ステーションに3組目となる太陽電池パネルを設置するのが主要任務で、年末に打ち上げられる欧州実験棟や来年の日本実験棟への電力供給に備ます。ステーションに長期滞在しているアメリカの宇宙飛行士の交代要員も送り込む予定です。
シャトルは今年4機の打ち上げを予定。2010年のステーション完成に向け、あと少なくとも12回の打ち上げが計画されています。順調にいけば19日午後(日本時間20日未明)に地球に帰還する予定です。
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May 17, 2007
雹(ひょう)によって損傷を受けて修理中だったスペースシャトル「アトランティス」の外部燃料タンクの修理が完了し、現地時間15日、第39A発射台までの移動作業が行われました。発射台に戻るのは2月26日以来2ヶ月半ぶり。NASAはまだ打上げの正確な日時に関しては決定を下していないそうですが、今のところ6月8日以降となる見通しだそうです。
一時は外部燃料タンクを作り直す話もあったそうですが、それですと半年近くかかってしまいます。手作業で地道な修理作業でしたが、早く打上が出来るようになって何よりです。しかしこの遅れは、国際宇宙ステーション建設に影響を与えそうです。
↑ケネディー宇宙センターの組み立てビルを後にして第39A発射台に向かうスペースシャトル「アトランティス」。
↑第39A発射台。
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Mar 28, 2007
写真は今から42年前の1965年12月4日、NASAの2人乗りの宇宙船、ジェミニ6号とジェミニ7号が軌道上でランデブーする模様を写したものです。写真はジェミニ6号からジェミニ7 号を写したものとなります。
ジェミニ計画は1人乗りの宇宙船を使ったマーキュリー計画に続くアメリカとしては2番目の有人宇宙計画の総称。ジェミニ計画では軌道上での長時間の飛行や、宇宙船同士のランデブーやドッキングなどが実験、検証され、その後に続いたアメリカの有人月旅行のアポロ計画への布石の役割を果たしました。
アメリカの科学技術力っていうのはやはりすごいですね。考えてみると今使っているパソコンもアメリカが開発したものですものね。今でも一番重要なCPUはインテルですし、OSはマイクロソフトですし、重要部分はみんなアメリカに握られているわけですからね。アメリカには逆らえないわけです。
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Mar 13, 2007
先日お伝えしたスペースシャトル「アトランティス」の”ひょう”事件の続報です。
アトランティス本体は修理が完了したそうです。問題の燃料タンクですが、写真のように皆さんで手作業で修理しています。ハイテクNASAもこういう事態では手作業の修理となるんですね。
もう一つ話題を。
これも先日お伝えした中国の人工衛星破壊実験のお話ですが、米軍がかなり怒っています。米海軍のティモシー・キーティング大将は「実験の結果生じたスペースデブリ(宇宙ゴミ)が米国の軍事偵察衛星の運用に障害になる恐れがあると米上院に報告したそうです。
この方は今はアメリカ北方軍の司令官なのですが、近く太平洋軍の司令官に就任する予定なんだそうです。つまり、中国とまともに対峙する司令官になるのです。この先が思いやられます。(写真はスペースデブリの飛散状況を示すCG。)
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Mar 08, 2007
この海の浮かぶ不思議な物体は何でしょう?2本ありますねぇ。
答えは題名に書いてあるのでお気づきかと思いますが、これはスペースシャトルの固体ロケットブースターです。打上げの時に燃料タンクの両脇についている2本の補助ロケットです。
スペースシャトルのメインエンジンはオービター(船体)の後ろについているエンジンです。燃料タンクに積まれた液体水素と液体酸素はオービターに流れてきてエンジンに供給され、爆発して推進力を得ます。そして燃料が空になったところでタンクは切り離されます。
両脇についている白い鉛筆のような物は固体燃料が入った補助ロケットブースターです。炎がたくさん出るのはこちらの方なので、補助ロケットブースターがメインエンジンだと思っている方もいらっしゃるようです。
で、この写真ですが、ロケットブースターは燃料を使い切るとシャトル本体から切り離されます。すると先頭の円錐形のノーズキャップが分離され、頭からパラシュートが飛び出し、海に着水するようになっています。その後、このロケットブースターは再生処理され、またスペースシャトルの打上げに使われるという仕組みになっています。しかし、再利用できる確立は、当初の計画よりかなり低いようです。構造破壊が起きていたりして使えないことが意外に多いと聞きます。
ところで、先日お伝えしたスペースシャトル「アトランティス」の”ひょう”事件ですが、シャトル本体にも被害があったようです。燃料抜き取り作業が4日終わり、今は第39A発射台から約5km離れた組み立てビルに戻されて修理を受けているようです。
↓第39A発射台を後に組み立てビルに戻るアトランティス。
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Mar 06, 2007
現在のスペースシャトルは2010年7月の打上を最後に引退する計画です。その代わりの宇宙船が写真にあるオリオンで、打上げるロケットはアレス1型ロケットとなります。
この写真はCGですが、オリオンが国際宇宙ステーションへ向かっている様子が描かれています。なんだかアポロ計画に戻ってしまったように感じないでしょうか。地球への帰還もアポロのように先端部分が切り離されて地球に再突入し、パラシュートを開いて海に落下する形のようです。
スペースシャトルを見た時はアメリカはすごいなぁと感動したものです。あんな大きな宇宙船(スペースシャトル)が宇宙へ行って、戻ってくるんですから。しかし、計画通りには行かず、かなり経費がかかっているようです。それで、経費がかからない元の形に戻したのでしょう。
なんだか残念ですね。大きな燃料タンクに2本の補助ロケット、そしてシャトル本体というすごい形をしたものが、天に昇っていく姿を見ることができなくなるのは。人類の夢も予算には勝てなかったようです。
その予算ですが、オリオン、アレス開発予算が議会に削られていて、初打上が2015年まで遅延する恐れがあるそうです。そうなると5年間、アメリカは有人宇宙船を持たない事態となります。アメリカに頼りっきりの日本の宇宙開発にも影響が及びそうです。
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Mar 01, 2007
スペースシャトル”アトランティス”がフロリダ州のケネディ・スペース・センターの第39A発射台に2月19日に移動が完了し、3月25日に打ち上げられる予定でした。
ところが・・・。2月26日午後5時ごろに時速100kmの暴風とゴルフボール大の”ひょう”が降り、シャトルの燃料タンクが被害を受けました。
アップで見ると被害の深刻さが分かります。シャトルの燃料タンクは超低温の液体水素と液体酸素を入れるため、外部は断熱材で覆ってあります。それが”ひょう”によってボコボコに穴が開いてしまい、オレンジ色の塗料が剥げ落ち、内部の保護材が露出しています。
シャトルは一旦格納庫に戻され、点検修理されるそうです。NASAは3月中の打上は不可能と発表し、1ヶ月以上遅延する可能性が大きいそうです。シャトル本体に損傷が生じた可能性は少ないと見られるそうですが、またまた国際宇宙ステーションの建設が遅れる事態となりました。宇宙開発は予定通り行かないものですね。
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Dec 19, 2006
昔、ロケットといえば鉛筆型の細長いものを想像しました。それが、二十数年前、SF映画かアニメでしか見た事がない、不思議なロケットが現れました。そう、スペースシャトルです。
最初に見たときは驚きでした。こんな形で宇宙へ行けるのだろうかと。大きな燃料タンクに2本の補助ロケット。そこに飛行機が付いていて、宇宙へ行って地球に帰ってくるというじゃありませんか。あの衝撃は今でも忘れません。
初打ち上げは私が学生の頃でした。NHKの生中継を食い入るように見ていました。ビデオテープレコーダーなどない時代でしたので、カセットテープをスタンバイさせていました。打ち上げのカウントダウンが止まる止まる。今もNASAは慎重ですが、初打ち上げはもっと慎重でした。そしてついに最終カウントダウン。カセットテープ録音開始。3、2、1、0、Liftoff。もうもうと煙を吐き炎を吹いて少し上がったところで姿勢を変え、真上に飛んでいきました。あの感動は今も忘れられません。
今、12月9日に打ち上げられたスペースシャトル、オービター:Discovery、ミッション・ナンバー:STS-116 が宇宙を飛んでます。久しぶりの夜の発射でした。その様子をご紹介いたします。
↓LIFTOFF(発射!)。
↓MCC(ミッション・コントロール・センター)。ヒューストンにあります。
↓宇宙のディスカバリー。ロボットアームにて撮影。問題なさそう。
↓宇宙遊泳。楽しそう。
後は無事帰還する事を祈るだけです。コロンビアの帰還失敗以来、とても心配です。NASAは自信を持っているようですが、宇宙の旅は危険と隣り合わせです。
18日、日本のH2Aロケットも打ち上げ成功しましたね。日本も頑張って欲しいです。
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